先生？吉瀬か？あ～井手先生！あっ…。 今の仕事はですね先生のおかげっていうか「生徒会で生徒会新聞作れ」って先生に言われて最初は「えっ？」って思ったんですけどやってるうちに「何かいいなこうやって何かを自分から伝えるの」って思って。 やけん何でそうなるとか？お前生徒会に入らんか？えっ？…っていうか入れ。 いや！無理です無理です！生徒会なんて絶対…。 生徒会新聞を使ってみんなに広めたらいいんやない？お～。 吉瀬お前漫画得意やろ？えっ？今度の生徒会新聞に今日決めたゴミの分別の新しい基準お前が描け。
進級できんと生徒指導のあんたが困るっちゃろ？あんたの言うとおりにして一生あんたが朝走ってるって聞いたんで私もダイエットしようかなと思って。 先生…先生！先生もうちょっとゆっくりで大丈夫ですよね？ハァ…聞いていいや？…って聞く人「ダメ」って言っても絶対聞くでしょ？俺が無理やり生徒会に入れたときやっぱり迷惑やったや？俺にとって都合がよかったのかもしれんな。 瑞季さん！さっきのは高校んときの先生。 ハァ…吉瀬！先生！どうしてここ…。
しつこいったい！大丈夫ですか？ちょっと…ちょっと待ちいよ！大丈夫ですか？ウッ…。 けがしました？大丈夫大丈夫。 健史？どうしたと？もう大丈夫。 井手先生の元生徒ですけど。 先生をこれ以上困らせるんやったら私が許さんけん。 約束するまで今日…あっ！ちょっと待ちいよ！そんなに帰りたいんやったら正々堂々勝負して私を倒してから行きいよ。 井手先生がどんだけあんたのこと見てくれとるか全然分かっとらん。