昨日からスタートいたしましたピョンチャンオリンピック。 解説は長野オリンピック日本代表の原大虎さんです、よろしくお願いします。 30人が出場しまして上位10人が準々決勝に進出です。 さて日本からは村田愛里咲選手が登場します。 この競技でオリンピック2大会連続出場、本当に今、女子の戦いもハイレベルになっていますよね?スピードあり、そしてエアの難度も男子に近づいてきているんですよね。 去年の世界選手権は4位。 女子でもバックフリップをしながらミュートグラブをするというのがね。
第2エア、バックフリップ、きれいな伸身です。 2つ目は伸身のバックフリップ。 彼女の武器はなんといってもフルツイストですね。 フルツイストは男子がよく使う技なんですが。 大きい!バックフリップ。 最初のエアはフルツイスト。 村田愛里咲選手もよく使う技なんですけれども、非常に完成度が高いですね。 アメリカチームの特徴は直線的、スキーの先端がどんどん下に落ちてくる、このシルエットですね。
ごめんなさい、今のはループではなくバックフリップになっていましたね。 下手したら、下をバックフリップととられてしまってワンポジション同士だったら同じ技と判断されてしまったら、大きな減点になってしまいますね。 バックフリップとループの間。 第1エアはバックフリップ。 続いて、カナダ、ジャスティン・デュフォー ラポイント、ソチオリンピックの金メダリストの登場です。 ジャスティン・デュフォー ラポイントは右ラインを走っています。 大きなバックフリップを見せました。
この辺りもきれいなバックフリップが決まりましたね。 第1エアはバックフリップ、アイアンクロス。 第2エアはフロントフリップ。 バックフリップをやる選手が多いんですよ。 フロントフリップって、何となく飛び込みやすいんですけど、着地が見えないんですよ。 リズムよく下りてきます、高い、バックフリップです。 この選手の後、ソチオリンピックの銀メダリスト、クロエ・デュフォー ラポイントも登場します。 第2エアはバックフリップです、伸身。
ソチオリンピックの銀メダリストです。 ソチオリンピックのときにはジャスティン、クロエが速いですね、このポジションいいですね。 バックフリップ、これも速そうです。 ヘリコプターです。 カービングを使う選手によくありがちなんですけれども、スキーの動き自体はすごくきれいなんですけど、衝撃を吸収するタイミングが、抜けが悪いですね。 第2エアはバックフリップでした。 エカテリーナ・ストリャロワ、29歳です。 いいですね、彼女も足が長くてストロークの長い吸収動作がきれいですね。 まず、第1エアはヘリコプターでした。
それをフロントフリップでトラックドライバーをする。 ターンはガリシェワ選手らしいスライドを織りまぜた、これですねただ単純にフロントフリップして前が見えにくいだけじゃなくて、トラックドライバーといって両足を両手でスキーをつかんで。 トラックのハンドルを握っているような、トラックドライバーといいます。 テス・ジョンソンも後ろにいますし上位10人がここで準々決勝進出をいち早く決めることができます。
オリンピック初出場。 第2エアはこらえてバックフリップです。 ライン、選手たちが滑っているライン。 それぞれ選手が好きなラインを選ぶんですけれども、今リア・ブアール選手が滑っているライン、つい先日まで日本の原大智選手も滑っていて、ただ、ラインを変えたんですね。 第2エアはバックフリップ、ダイナミックです。 吸収動作が深いですね、さすがスティーブ・ベソビッチのコーチのもと、僕も教わったことがあるんですけれども、熱いんですよね。 非常に雄大なバックフリップでした。
彼女をさえ超えれれば、次にテス・ジョンソンといってもう1人、実力者がいるんですけれども、彼女とテス・ジョンソンの2人がキーポイントですね、村田愛里咲にとっては。 これでほぼ、村田選手、予選1を。 この選手が村田の得点74.13を超えなければ村田が準々決勝進出確定となります。 精神的にも体力的にも決勝の日に村田愛里咲選手に来ていただきました、お疲れさまでした。 今後の目標を一言、お願いしますもし今日、10位以内に入れなくても村田選手は9位で準々決勝進出ということです。
第2エア、バックフリップ。 バックフリップはきれいでしたね。 両方のエア、きれいでしたね、フルツイスト、バックフリップ。 遠藤選手が27番、日本勢の中で男子史上初のメダルが期待されていますが、いかがでしょう?予選は女子もそうでしたけど、一発勝負ですからね。 ピョンチャンオリンピック、モーグルの男子予選まであと20分あまりということですが、昨日は男子ジャンプのノーマルヒルの予選が行われました。
少し腰が高めのアプローチ姿勢から手でバランスを取りながらのジャンプ。 練習は非常にアプローチの重心が後ろにあって、腰が戻っていたんですけども、その助走のときのポジションがどんどん前に来たためにこの鋭さ、腰がずっと前に出ていく葛西選手の鋭さが手できて、テレマークを決めましたよね、ということは、非常にジャンプの流れもよかった証拠です。 着地はちょっと乱れた感もありますが、ジャンプの内容はどうですか?よかったと思いますよ。 ただ、ジャンプの難度よりも着地の確実性を予選は選んでくると思います。
オリンピック前哨戦で、堀島行真とキングズベリーが激突。 その分、着地したときのスピードも速いのでほかの選手よりも速いスピードでミドルを滑ることができるんですただ、その相手でありますキングズベリー、ターンの上半身がぶれない滑り。 ちなみにキングズベリーが13連勝していた際のターンの得点の平均は54.47ということで、平均値で、参考値ではあるんですが比べても、堀島選手の方が高いんですよね。
そしてエアなんですけど、これが勝負のポイントになるんじゃないかと思いますが、堀島選手のエアは?ダブルフルツイストですね、今最高難度のあのスピードで跳ぶ選手がなかなかいないんです。 もう1人注目したいのが、W杯自己最高の2位に輝いた遠藤尚選手です。 19歳で初出場を果たしたバンクーバーオリンピックで日本男子史上初の7位入賞。 現役最後のレース、このオリンピックで引退と、どういう思いなんでしょうかね?今年決めたことじゃなくて、前から言ってたんですけど、本当に今回のオリンピックにすべてをかけてるんですね。
こちらの4人の選手が登場しますが、予選には30人が出場し、上位10人が準々決勝に進出できます。 滑りの順番ですけれども、1番目に原選手、2番目にキングズベリー選手、5番目に堀島選手です。 フェニックススノーパークから男子モーグル予選1回目の模様をリレハンメル、長野とオリンピック2回連続出場、三浦豪太さんの解説でお送りしてまいります。 まずここで上位10人が準々決勝に進出します。 その中で上位10人が準々決勝に進出。
エアは2人、そしてスピードはあらかじめ設定されたペースタイムと選手のタイムをもとに自動的にはじき出されることになります。 初めてのオリンピックです、20歳十分トップ10、最初の予選抜けはできる選手ですね。 さあ、カナダのミカエル・キングズベリーです。 ソチオリンピックの金メダリスト、絶対王者です。 考えてみたら、ミカエル・キングズベリー、この得点でしたら80点はかなり出ていると考えてもいいのかなと思いますね。
フルツイストもきれいに体が伸びきってるし。 アレクサンドル・スミシェリアエフです。 ソチオリンピックの銅メダリストです。 第1エア、フルツイスト。 ここのコースの中で、1つだけリズム変化があるのは今、堀島選手は少し足が開いて後傾になったところが1カ所だけあったんですね。 まずフルツイストです。 やはりターンの部分が見られていますか?ソチオリンピックでは9位でした。 フルツイスト。 王者・キングズベリーの盟友であり、最強カナダチームを支えますフィリップ・マーキスです。
モーグルの台ってほかのエアリアルとかスロープスタイルの台と違ってテイクオフが短いんですよね。 オーストラリアのマット・グレアムW杯は3位です、ソチオリンピックは7位ですが、めきめきと力をつけています。 彼は、スミスというトリノオリンピックの金メダリストを師事しているというか、あれ、点数が意外に出てないですね77.28でした。 初めてのオリンピック。 彼も今年、危うくオリンピックを逃すところだったんですけれども、コーチと一緒に集中キャンプをやって山ごもりをしたと。
フランス選手全般的にタイムは速いんですけれども、この選手も結構スピード重視の滑りしますね。 滑っているときの音にも、特に男子選手の場合に聞いてほしいんですけど、コーナー狙いの滑りというのはああやってコーナーのところでスピード調整、タイミングをとるんですよね。 西選手、どうしてもコーク720とバックフリップ、この2つが武器なんですよね。 この辺り、カザフスタンスタイルですね。 女子のカザフスタンのユリアも同じような技を使うんですけれども、体の軸が曲がっちゃいますよね。
しかし得点は思ったほど伸びません、76.32、11位で準々決勝進出なりませんでしたね。 この気持ちで攻めているのはどこで見るかというと、片手ノーズグラブをやりながら、僕はあまりこの選手のデータはないんですけれども、今回、オリンピックに合わせて急遽滑り込みで来た選手ですね。 バックフリップのトラックドライバーです。
これのルーツはカナダの選手、日本の選手が最初にヘリコプターのミュートグラブをやって、実はジョニー・モズレーが長野五輪でミュートグラブをやった後発だったんですね。 ただ、ミュートグラブといったらジョニー・モズレーで、その伝統的なミュートグラブ、あのときはヘリコプターだったんですけれども、これはバックフリップでホールド時間が長いですよね。 フランスのバンジャマン・カベ、去年の世界選手権2位、実力者ですおもしろくて、彼、イギリス国籍を持っててイギリス代表だったときもあるんですよね。
日本の堀島、原が三浦さん、見事準々決勝進出、決まりました。 最初は原選手、行真選手、スタートが早かったので、それほど得点が出ていないなという印象だったんですね。 遠藤選手と西選手も2回目の予選に回りますからね。 その準々決勝と2回目の予選、12日に行われますが、もう一度予選の模様を振り返りましょう。
今回はメダルの期待もかかっていますが、どんなオリンピックにしたいか、目標を教えてください。 今、日本勢は2人が準々決勝進出最後のオリンピックと決めている遠藤尚。 応援しています、期待しています遠藤選手、西選手は2回目の予選ということですけれども、まだまだこれからですからね。 2人とも自分の滑りをすれば、間違いなく通るので一発での準々決勝進出は決まりませんでしたが、来週月曜日に行われる2回目の予選に出場します。