クローズアップ現代▽“ぱみゅぱみゅ”“じぇじぇじぇ”~“オノマトペ”大増殖の謎

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オノマトペは、普通のことばとは比べものにならないほどの豊かな情報量を持っていることが明らかになってきました。 きょうは日本語独特のミラクルワールド日本語はオノマトペが非常に豊かなことばです。 20年前には年間1万5000回ほどだったオノマトペの使用回数はじゅわじゅわーっと増え2年前には4万回近くまで増加しているというのです。 その背景には、オノマトペが普通のことばとは比べものにならないほどの豊かなイメージを伝える力を持っていることがあります。

オノマトペが持つ豊かな情報量は、医療現場でもこの大学病院ではうつ病や不安障害の患者の普通のことばでは言いようもない不安をオノマトペで表現してもらうカウンセリングを行っています。 しかしやっぱり、どこかで論理的に、ぐいっていうのはどういう意味かっていうのを、説明されそうですね、川本監督を見ていると、どうも最初からオノマトペを使っているわけではなくて、あんなにたくさんの論理的なことばをお持ちですよね。 そして驚きましたのは、医療現場で今、積極的に患者が発するオノマトペを理解する。

さあ、大変な情報量を持っているこのオノマトペを今、積極的に利用しようとしているのが、ものづくり、そして最先端技術を開発しようとしている現場です。 ♪「さいた さいた」オノマトペは今、人間と機械のコミュニケーションをこのロボットはオノマトペの音を認識しその響きに近い動きをするように設計されました。 オノマトペの音の響きを科学的に分析することで企業の新製品開発の新たな指標にしようという研究も進んでいます。