一方、植物はといいますと太陽光を使って水と二酸化炭素を分解して酸素を生み出しさらに、みずからにとってエネルギーとなる有機物ブドウ糖を生み出しています。 もし植物のように太陽光を使って水と二酸化炭素を分解してエネルギーとなりうる有機物を人工的に作り出せるようになればエネルギー問題地球温暖化問題の解決につながり理想的な循環型社会を目指すことも可能になると期待されています。 今、日本だけでなくアメリカ、中国、韓国などで人工光合成の研究が国を挙げて行われています。 2006年人工光合成の研究を始めました。
今夜は人工光合成の研究に長年携わってこられ、現在は国のプロジェクトリーダーも務めてらっしゃいます、首都大学東京の、井上晴夫さんです。