そんな神戸で 長年愛されてきた老舗ベーカリーが 今回の舞台。 創業67年の今も 毎月新しい味を 次々生み出し客を飽きさせない。 早速 本社工場でパンに触れる。 このベーカリーは神戸の中心部に 4店舗を展開。 食パンなどの定番商品はこの本社工場で作られる。 パンの激戦地 神戸で闘う流儀を肌で感じるため今日は 販売に携わる。 毎月 4~5点の新商品が登場し客を飽きさせない。 そうすれば…最終日までに…えっ! 新しいパン?新商品?はい。 新商品…。 今日から 川村は 工房で働く。
この和洋折衷の技が包む具や生地の種類によって無限の組み合わせを生み日本のパンのバラエティーの豊かさは今や 世界有数といわれる。 川村 パンの技術が追いつかない分アイデア勝負に出たが…商品作りっていうのをずっと目指してまして。 作業の合間話は 川村の新作パンの事に。 出社早々 川村は練り直してきた新作パンの案を井筒と三渡に話した。 ここ 生地の中にチョコレートとマシュマロが入ってて…。 自分の記憶から引き出したアイデアだった。 マシュマロはチョコクリームに交ぜる事にした。
川村の記憶に残るとろけるようなマシュマロの食感。 オーブンで マシュマロだけを焼いてみた。 焼き上げたマシュマロをパンに飾ってみる。 だが マシュマロが溶けておいしそうと言うには程遠い出来。 そのためにはマシュマロの魅力と おいしさを見た目でも表現できてこそ プロ。 見た目の魅力と食感をしっかりと出すためパンの上いっぱいにマシュマロをのせたい。 平たい円柱形に焼き上がるためマシュマロをたくさん のせる事ができる。