首都圏スペシャル「“卵子老化”の衝撃 社会は変わるのか」

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日本産科婦人科学会のデータによりますと、40歳では7.7%、45歳では0.6%になるということが分かっています。 で、今日本では、卵子の老化による不妊が急増していましてね、夫婦の6組に1組が、不妊で悩んでいるということです。

まずは小説家で、ご自身も男性不妊治療を経験して、お子さんを授かったという経験をお持ちです。 私は今、関西でも関東でも男性不妊外来っていうのを担当しているんですけれども、やはりこの一年でいろんなところで取り上げていただきまして、実際の男性不妊外来に来られる患者さんの数が、1年前に比べるとずいぶんと増えているように思いますね。

やはり卵子を凍結しておきますと、それをずっと取っておいて、高齢になってから妊娠したいという方も出てくるということになりますと、今おっしゃったように、ルール作りというのは、私は大事になってくるんじゃないかなというふくしくも男性お2人が、男性について言及なさってましたが、まさにこの問題というのは、その女性だけに任せっきりにしていい問題ではなくて、私たち男性がどういうふうに考えていくかということも大事ですよね。 このクリニックでは女性の体内にある卵子の数を調べる検査を行っています。

男性不妊の多くは精子に原因があります。 この日、石川医師は特別な手術を行うため千葉県にある病院を訪れました。 病院窓口で女性看護師にシャーレを渡され、ここに精子を出して、今提出してくださいと言われたときは、衝撃でした。

女性の不妊の専門医と比較しますと、女性は486人、専門医がいらっしゃるので、男性専門はその10分の1ぐらいなんだそうです。 今もツイッターでも、男性不妊の病院は少ないんだなって、書いてありましたけど、要はこの放送、関東甲信越に流れていますけれども、うちの県にはないよって方が多いわけなんですよ。

実際、今どれくらい費用の負担がかかっているのかということをちょっとご紹介しますと、日本では体外受精にかかる費用というのは、1回につき、1回当たり20万円から40万円なんですね。 日本の場合は、年齢制限はないけれども、治療費の一部助成金によって賄われるというだけなんですね。

正社員として働いていましたが、不妊治療の通院日は、生理何日目と指定されます。 去年、NHKが不妊治療を受けている女性1400人に行ったアンケートです。 53%の人が不妊治療と仕事との両立が負担になっていると答えました。 女性は結婚して2年間子どもができず不妊治療との両立は困難を極めました。 まず不妊治療のための通院は出産や介護などと同様に休暇や休職の理由になることを明確に示しました。 もしかしたら…人事部に不妊治療に精通した社員を配置。

不妊治療のための休職制度ができたことを知った女性は思いきって上司に相談したのです。 難しい?会社がそういうことに手助けしてくれるというのが、なかなか難しいって、簡単に言っちゃうけど、なんて言うんだろう、不妊治療をして休んでも、そのあとに今度、また子どもを出産するときに、またお休みをするっていうので、それが何年続いていくんだっていうふうなことも考えられるわけですよね。

どんなふうに見てらっしゃいますか?やっぱり、男女雇用機会均等法世代がまあ、この不妊治療の今の最後の世代でもあると思いますけれども、やっぱり男女雇用機会均等法、男並みに働けるようにっていう制度であって、体のこととか、そういったことではなかったっていうのが、大きいと思いますね。 もっと知識があれば、遠回りせずに、すぐに不妊治療の病院で見てもらい、卵子もその分若かったのにと思うと、後悔がありますと、こんな声が寄せられています。

この春高校の保健体育の教科書に不妊についての記述を初めて盛り込みました。 あと教科書も変わったというお話もありましたけれども、内容についてはあれで十分だと思いますか?やはり、文科省も十分努力さ起きますよ、子どもは。 でもどうでしょう、難しいんですかね、小学生、中学生に、不妊だよって教えるのは。