首都圏スペシャル「“卵子老化”の衝撃 社会は変わるのか」

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それと同時に、卵子の質も変化して、妊娠しづらくなるという、卵子の老化が原因だといわれているんです。 で、今日本では、卵子の老化による不妊が急増していましてね、夫婦の6組に1組が、不妊で悩んでいるということです。

今、ツイッターでは、ことし34歳で、今1人目がいて、2人目を産めるかどうか焦るということばもありましたが、周りの女性たちが、やっぱり変わって知識は出てきて、卵子が老化をしていくというか、妊娠しづらくなってくるという現実に対して、じゃあ、シングルの女性は、どうしたら子どもを産めるのかと思ったときに、この卵子凍結というのが最近、耳にするんですけど、今度、卵子凍結をクリニックに問い合わせると、シングルだと、実はやってませんよっていう、どうすればいいのかっていうのが実は30代後半のお友達の周りとかで今いわれている

やはり卵子を凍結しておきますと、それをずっと取っておいて、高齢になってから妊娠したいという方も出てくるということになりますと、今おっしゃったように、ルール作りというのは、私は大事になってくるんじゃないかなというふくしくも男性お2人が、男性について言及なさってましたが、まさにこの問題というのは、その女性だけに任せっきりにしていい問題ではなくて、私たち男性がどういうふうに考えていくかということも大事ですよね。 不妊の原因は男性にある場合、女性にある場合、両方ありますよね。

不妊治療をする際に主人のプライドだけの非協力はかなりこたえました。 男性不妊の多くは精子に原因があります。 この日、石川医師は特別な手術を行うため千葉県にある病院を訪れました。 石川医師が行うのはマイクロテセと呼ばれる最先端の手術。 日本で執刀できるのは石川医師を含め10人ほどしかいません。 石川医師がこれまでに行った手術は860回。 私たち夫婦も男性不妊です。 病院窓口で女性看護師にシャーレを渡され、ここに精子を出して、今提出してくださいと言われたときは、衝撃でした。

女性の不妊の専門医と比較しますと、女性は486人、専門医がいらっしゃるので、男性専門はその10分の1ぐらいなんだそうです。 今もツイッターでも、それはヒキタさん言われたように、よくあることでね、不妊治療というのは、やはり日本では女性のものと、女性が行くものというウィメンズクリニックだったり、レディースクリニックであったり、こういった所で治療される方が多いんですよね。 ご主人の理解がないままに、人工授精から体外受精、顕微授精にステップアップしましょうと。 フランスの不妊治療は日本と大きく異なっています。

フランスでは体外受精など不妊治療に全額保険が適用されます。 男性も年齢が不妊治療の結果に影響を及ぼすと結論づけました。 フランスでは夫婦そろって治療を受けるとのこと。 また治療費用も重くのしかかります。 不妊治療は精神的、肉体的、経済的に、非常に負担のかかることです。 実際、今どれくらい費用の負担がかかっているのかということをちょっとご紹介しますと、日本では体外受精にかかる費用というのは、1回につき、1回当たり20万円から40万円なんですね。

こんなふうに不妊治療と仕事を両立するというのは、大変な困難があるようなんですよね。 去年、NHKが不妊治療を受けている女性1400人に行ったアンケートです。 女性の手帳には不妊治療を行うレディースクリニックの予定が連日のように記されていました。 女性は不妊治療について上司に話しても理解を得ることは難しいと考えていました。 悪いことしてるわけではないんですけれども…労働組合の連合が初めて調査を行ったところ不妊治療のための休暇や休職制度を導入している企業は354社あることが分かりました。

しかも、休めるか休めないかだけじゃなくて、女性で、本当に女性アナウンサーですけれども、例えば産休のあと、同じポジションに戻れるのかとか、いろいろ心配もありますものね、その後のキャリアもね。 制度が制度だけじゃなくて、うまく回っていくためには、どんなことが一番必要だと、白井さん、思いますか?今のケースは本当にモデル的なケースだと思うんですが、たぶん、社内のヒアリングがかなりよくできてたんだと思いますね。

やはり土曜日、日曜日、やはり仕事が休みの日に外来受診できるようにということで、土曜日、日曜日に外来診療をする、手術もそこに持っていくというようなことはよくしてることなんですね。 よくよく夫婦で話し合って、そのタイミングというのを本当に理解し合って、決めていかなきゃいけないということになりますけど、私も昔のことを思い出すと、女性が社会に出て、さあ、働こう、これから一生懸命、まずは一人前になろうと、20代、突っ走りますよね。

もっと知識があれば、遠回りせずに、すぐに不妊治療の病院で診てもらい、卵子もその分若かったのにと思うと、後悔がありますと、こんな声が寄せられています。 この非常に、いつ始めるかということも含めて難しい問題ではありますが、この不妊の問題、教育現場でじゃあ、いつからどういうふうに教えていったらいいんでしょうか。 日本ではいかに、こういう問題がタブーにされてきたか教育現場にいると改めて実感します。

あと教科書も変わったというお話もありましたけれども、内容についてはあれで十分だと思いますか?やはり、文科省も十分努力されて変えたとおっしゃるんですけど、やっぱり、どうして妊娠できるのかとか、どうして妊娠はしないようにしたらいいのかとか、そういう教育は多いんですけども、どうして妊娠できるのかとか、いつごろ妊娠したらいいのかとか、そういったことをもう少し教えるということが、私、大事だと思いますね。