ふるさとの記憶を 町の人たちは今も大切にしています模型を前に 人々はかつての営みを語りだしました今回は大槌町の皆さんと一緒にNHKアーカイブスに残された懐かしい風景を ご覧頂き♪~大槌町の皆さん こんにちは。 「NHKアーカイブス」ではこれまでも被災地を訪れましてその土地の懐かしい映像を皆さんと一緒に ご覧頂き…今日は 大槌町に伺っております。
また 防災無線が再開して大阪っていう駅から神戸の中心のところは三ノ宮っていう駅があってこれが全部 駄目になってたんですけど復旧した時に僕 大阪から乗った電車の中で車掌さんが「次は 三ノ宮」って言うそのアナウンスを聞いた時にもう 涙が止まらなくて。 そんな中 カジキとの勝負にこだわり続け突きん棒漁を 45年以上も続けてきた船頭がいます。 しかし その後 銃の使用禁止と大目流し網船の出現などで今では 突きん棒漁を年間通して続ける船は大槌で 僅か10隻足らずです。
大洋丸が大目流し網漁に切り替えた日経済的には 養殖や定置網の方が確実性があります。 しかし 黒沢さんは突きん棒一筋を通します。 黒沢さんの長男は郵便局に勤めていますが次男の正弘さんは漁師になりました。 その翌日黒沢さんは 漁に出ました。 黒沢さんは正弘さんが帰ってきたら突きん棒を教えるつもりです。 マストの上からかじ取りの指示を出す黒沢さん。 その時は もう ジェスチャーもあれば「バカ野郎」もあれば…。 魚が急に逃げたら 右に行く時は大きく ジェスチャーするんです。
実は そういう懐かしい風景を模型で復元するプロジェクトが今 立ち上がっているんですね。 その模型を製作しまして町の人々の思いを つづった番組をここで ご覧頂きたいと思います。 この6月に岩手県で放送しました「ふるさとの記憶第三回 大槌町」です。 津波で失われる前の大槌町にはどんな営みがあったのか。 被災地の中で津波による被害が最も大きかった地域の一つ岩手県大槌町です。 7日間にわたるプロジェクトが始まりました。 今は 人々の記憶の中にしか存在しない風景が模型の中に よみがえりました。
まずは 小曽根さん番組は どんなふうにご覧になりましたか?今回の このプロジェクトっていうのが皆さんの ホントに大切なものをもう一回そこに触れさせてくれる…。 大槌町で このワークショップを1週間やらせて頂いて夕方の時間帯になると 必ず来るOLの少し若いおねえさんがいて何も言う事もなく ずっと 模型をじ~っと見てるんですよ。