世界遺産 富士山。 登録されたのは 富士山を御神体とする神社や信仰の遺跡。 この季節の富士山は日本人が愛してきたしかし この魔の山にこそ大量の水を集めるメカニズムが秘められている。 地下に消えた水はどこに行ったのか?取材班が訪れたのは富士山の北西にある青木ヶ原樹海。 それによって富士山にもたらされた降水が地下水となって周辺に恵みをもたらす事が明確に明らかにされると思っています。 丸井博士が目をつけたのはこれが 富士山の水の謎を解く鍵を握っている。
青木ヶ原樹海のなだらかな斜面を下ると1,000年以上前の大噴火の際溶岩は 本栖湖の中にまで流れ込んでいた。 この本栖湖で 未知の湖底湧水を探す調査が始まった。 富士山に降った雨や雪がそれは 本当に1滴の水なんですけども地下に浸透して 地下水として延々と流れるんですね。 富士山の山頂から 南東に35km。 数ある富士山の湧水の中でも最大の水量です。 富士山の湧水は 人々に大きな恵みを与えてきました。 世界文化遺産となった富士山。 富士山に登ったり水の聖地を巡ったりする事で御利益をもらえると信じられたのです。