ドラマ10 激流~私を憶えていますか?〜(3)「転げ落ちる石のように」

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ただ 今 ナオミは何か プライベートで スタッフの女性とヨーロッパ旅行に出てるらしくてすぐには連絡つかないかもしれないって。 榎の事も ナガチの事もそれから 冬葉の事も全部 私自身の問題だから。 貴子のような 幸福な家庭も無い♪「Let Me Fly」今日 ランチ 一緒に どうかな?都合は どう?はい 大丈夫です。 そのころ世田谷主婦殺人事件の捜査に新たな進展があった。

中学の同級生で唯一 東大へ進学し本店勤務のエリート銀行員となった サバ。 冬葉が 誰かに向かって…。 カッター?冬葉って おとなしそうでみんなとも あんまりしゃべらないような子だっただろ。 その冬葉が そんな事したから俺 すごい驚いてさ。 えっ? それで冬葉が キレたって事?やっぱり 冬葉は 旭村が好きだったんじゃないのかな?だけど そんな事でカッター 持ち出したりするかな?ハギコー。 毛利先生…。

貴子が 自分からそんなふうに言いだすのは珍しい事だった。 ちょっと… しつけが いいとか言えないの?え~ だって 貴子のリモコンで動いてる 人形みたい。 どうして 冬葉の事を かたるの?えっ?どうして 冬葉の事を知っているの?貴子は その人に冬葉の話 した事あるの?ないけど…。 結局 華ちゃんは隣の家の奥さんに預かってもらう事になり美弥と貴子はタクシーで 都心へ向かった一緒にと誘われたが用があるからと断った。 あれは 高校受験が終わってすぐの 2月14日サンクマ どうしたの? こんな所で。