アメリカのオバマ大統領が、先月の米中首脳会談で、北朝鮮の核問題に、これまで以上に強い危機感を示していたことが明らかになりました。 その上でオバマ大統領は、ただ単に北朝鮮との対話に戻っただけでは非核化は実現できず、すべての核開発計画を停止させるために、まず北朝鮮が明らかにしていない核開発を、申告させる必要があると、米中両国が足並みをそろえて、強い姿勢で北朝鮮に非核化を迫るべきだという考えを伝えていたことが分かりました。
田中さん、双方の溝の深さが浮き彫りになったアメリカと中国ですが、一方で先週の米中戦略経済対話では、投資協定を結ぶなど、経済面での結びつきを強めています。 オバマ政権、今後中国とどのような関係を築こうとしているんでしょうか?先週の米中戦略経済対話の場で、アメリカ側は協力と競争という2つのことばを強調しました。