四季折々に美しい表情を見せる富士山の 絶景を捉えた「ハイビジョン特集」絵の移り変わりから 日本人の富士に寄せる思いを探った「新日曜美術館」北斎は この連作の中で富士山と人々の営みをドラマチックな構成で映し出しました。 「ふるさとの伝承」今日は NHKアーカイブスに残る貴重な映像を通して日本人の心のよりどころ富士山の魅力に迫りますこちら この湖越しに 富士山を間近に見る事ができます観光客にも人気の場所です。
毎年のように富士山に登ってらっしゃると伺ってるんですけども富士山の魅力というとどういう事になりますか?もう ホントに いろんな形というか姿 表情があってその表情に行く度に びっくりさせられる。 いや~ さすが 富士山高いなっていう印象があって富士山の存在の大きさを改めて 感じました。 ホント その富士山魅力あふれていて古くから 絵画のモチーフとして取り上げられてまいりました。 その変遷を見つめて日本人が 富士山に寄せる思いを探った番組をここで ご覧頂きます。
富士山への参詣のしかたが死後 極楽往生を遂げる事ができるとされていました。 江戸時代の中頃 富士山の描き方に革命的な変化が起こります。 遠近法がもたらされて以来江戸に住む画家たちにとって広重は 遠近法を巧みに使った奇抜な構図で江戸の日常のさまざまな情景の中に富士山を取り入れました。 富士川上流 甲州 鰍沢の漁師と富士山を描いた作品です。 漁師の引く網と岩が形づくる三角形が北斎は 前景の波を思い切って大きく描き中心に小さく富士山を配する事で逆に 見る人の目が 自然に富士山一点に集まるように構成しています。
まさに 今 おっしゃった 一歩一歩信仰してっていう番組をこれからご覧頂きたいんですけれども実は 江戸時代から受け継がれてきました富士山信仰を記録した番組があるんです。 浅間大神の鳥居の下には富士山が置かれています。 最上段には 富士山の御神体木花開耶姫命が祭られています。 身禄は 富士山の8合目近くで断食の行に入りました。 江戸時代 江戸からの富士登山は全て徒歩で 往復10日だったといわれています。 井田さんがこの浅間神社にお参りし富士登山を始めたのが7歳の時。
そうですね 富士山に信仰的な登山をなさる方々に宿を提供して富士山の信仰をレクチャーして母屋の方はそのころ 建てられましてそれから 70~80年たってから離れを増築してという形で造られております。 あっ 立派な神棚ですがこれは 何ですか?御神前と申しまして富士山と同じ神浅間神社に祭られている神さん木花開耶姫を中心とする神さんをお祭りしている施設でございます。 富士信仰の中で 特に吉田口では欠かせない人物でございます。