プロフェッショナル 仕事の流儀「居酒屋店主・中村重男」

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だが ここには世界中から料理人や著名人がこぞって訪れる。 えりすぐりの酒素材にこだわった料理。 料理に込めた思いは 伝わるか?フライング気味だが 構わずなじみの鮮魚店に押しかける。 だが 料理の多くは400~1,500円程度の手ごろな値段。 中村は 客の応対をしながら同時に 店全体に目を配り料理を出す ベストのタイミングを計っていく。 手に入れた食材で新作料理を作り始めた。 一日 15時間以上働き続ける…中村さんは 8年前思いがけない事故で妻を亡くした。

次第に 中村さんの店は評判となり繁盛するようになった。 中村さんは 事故後一旦 店を閉め海里くんの 弁当作りをはじめ家事を全て 1人で担った。 店が休みの この日中村は 弟子と共に料理の試作を始めていた。 中村のアイデアは 魚介のすり身で作った真薯を揚げ続いて あんを作る。 ここにも中村が料理でつないだ縁がある。 どの料理にも 中村への感謝の思いが あふれていた。 被災地から戻ったあとも中村は新メニューの試行錯誤を重ねていた。