東京電力福島第一原子力発電所の事故。 国は順次 見直しを始め警戒区域を住民の帰還を目指す地域と帰還が困難な地域に分けました。 そして今年4月 浪江町が住民の8割が住んでいた地域が帰還を目指す青いエリアになった浪江町。 町に帰り営業の再開を決断する事業者も現れました。 日中の営業が認められた事業者の動きです。 町が事業者の帰還を急ぐ背景には長引く避難生活への危機感があります。 600あった事業者のうち再開を目指したのは 14社。 本当に従業員を呼び戻していいのか事業者の帰還をいち早く実現させたい。
企業回りを任されたのは営業担当の…この日 訪れたのは福島県内にある大口の取引先です。 肝心の帰還時期は4年後に検討すると判断を先送りしたのです。 その半数以上が 福島県内10か所の仮設住宅やアパートなどでまとまって生活しています。 舘林さんは 近隣に避難している双葉町民 50世帯をまとめる自治会長を務めています。 一時帰宅の際に撮影した舘林さんの自宅です。 兼業農家だった 双葉町の家。 町が 復興庁と行った住民の意向調査によると戻りたいという人の中で多かったのが 高齢者でした。