♪~今日は 珍しい 「網舟」という落語でございますがそこに 働いてる人間いろいろ おりますが「おい。 「なんぼ やるちゅうたかて親旦那さんが堪忍してくれまへんやろ?」。 親旦那さんが信用してはるちゅう友達 いてはりまへんか?」。 「わしの? 友達でかい?いないで そんなもん お前俺の友達つったらみんな 同じように 極道者やこいつはもの堅い男や~ 商売 うまい。 そうやございまへんねん今日は あの~ちょっと 親旦那さんに お目にかかりたいと思いまして」。
「上首尾 上首尾「魚みたいに言うてんのやないがなほんまに もう。 第一 お前 今日は 網舟のあといつもの 新町の連中が屋形船で やって来るやろそこへ乗り移って散財するのや。 「今日は あの~若旦那やなかったんでっか?」。 「へぇやないであっ 若旦那さん。 大体旦那さんて 今までに網舟に乗った事 おまんのか?」。
あれ 若旦那と違うかしら?やっぱり そうやわ。 「新しい拳でもやってはんのやろか?いや 若旦那~」。 ここからが芝居でっせ 若旦那『えらいこってございます。 ついておいで」とポイッと 船に移りますとしかし聞きゃ まあ~ 若旦那さんチャラ喜さんもなかなか 勇気のある方でおま。 ♪「ウンは どうじゃ?パーは どうじゃ?」♪「チョッキリ 切ってウンは どうじゃ?」♪「パーは どうじゃ?チョーは どう?」♪「パーは どうじゃ?」拳々 ワ~ッと 屋形船の中は盛り上がっております。