トニーは 政府の規制やナショナルフラッグなど大手航空会社が持つ既得権益と闘いながら空の価格破壊を進めてきた。 開発途上国からの脱却を目指して工業化を進めASEAN諸国の中でも 早くから高い経済成長を遂げている。 それまで 飛行機に乗れるのは国民の僅か数%にすぎずエアアジアでは 徹底したコストカットが行われている。 1座席を1km運ぶのにかかる費用の事で人件費 航空機材費 空港使用料燃料代など駐機場に到着してから次の便として出発するまで平均25分だという。
航空会社を運営するライセンスは法律上は マレーシアの航空局から得なければなりません。 あれ? トニーさんってもしかして 音楽ビジネスで今 ちまたをにぎわせているトニー・フェルナンデスさんですよね?今日は 音楽業界のための陳情ですか?いや 今日は エアラインビジネスについてちょっと。 でも ライセンスがなければ航空会社はできません。 我が国には 経営困難に直面している 弱小航空会社がある事を君は知らないのかね?それを買収すれば ライセンスはおのずとついてくるじゃないか。
しかし スタートしたばかりのエアアジアにとって世界の航空業界の低迷がエアアジアに 幸運をもたらしたのだ。 冷え込みが一段落した時アジア初の格安航空に人々の注目が集まる事になった。 へえ~ これが格安航空専用のターミナルなの?ねえ 見て。 エアアジアの格安運賃を 脅威と感じていた マレーシア航空。 国が航空会社を指定し 路線や便数運賃などは 規制されている。