キッチンが走る!夏スペシャル「京都の“台所”をゆく~舞鶴・丹後〜」

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長きにわたり 日本の都として栄えてきたこの町には時代に合わせた 革新的な京料理を作り続けています。 京料理の村田さんとフレンチの加賀田さん。 ジャンルの異なる2人が 技の競演!京都の豊かな食材が絶品料理に変身します!さあ キッチンが走ります!全国各地から えりすぐりの食材が集まってきました。 3人が まずやって来たのは海岸線が複雑に入り組んだ日本海の舞鶴湾。 日本海の魚介が集まり京都府一の水揚げを誇る舞鶴漁港。 その多くが 京都市内に届けられ京料理を素材で支える海の台所です。

出た~ 万願寺とうがらし!舞鶴が産地なんですか?万願寺の。 出会えた 京野菜!賀茂なすと匹敵する…辛くない このとうがらしは京料理にも幅広く使われる人気の京野菜です。 万願寺とうがらしは舞鶴が貿易港として栄えていた大正時代海外から持ち込まれた肉厚なピーマンと京都在来種の 辛くない伏見とうがらしが掛け合わさり誕生したといわれています。 万願寺とうがらしの知名度が上がり全国で生産されるようになった今発祥地の名に恥じぬよう舞鶴の農家が 一丸となって栽培に取り組んでいます。

ほな「お前 何でそんな一生懸命言うてんねや」…そして 加賀田さんが フランス料理の世界に入ったのは 23年前。 ボリュームもありながら栄養バランスを考え母親の優しさを込めたフランス料理が加賀田さんの持ち味です。 丹後半島を西側に向かう加賀田さんのキッチンワゴンうわ~ すっごいいい香り。

一方 丹後半島の東を若狭湾沿いに走る村田さんと太陽君は。 お~!メッチャ キレイやん!海が キレイ!いや 底 見えてるやん。 やって来たのは丹後半島の北東にある伊根町。 1階は船の格納庫で2階が住居という 独特の建物は舟屋と呼ばれます。 地元でグジと呼ばれているアマダイを延縄漁で取り続けています。 若狭湾で取れた 脂の乗った…色の美しさや 味のよさから古くから京料理で珍重されてきた高級食材です。 倉さん!倉さんは 漁師をしながら夫婦で民宿を営んでいます。 じゃあ 漁師さんをやりながら民宿経営して。

一方加賀田さんは 1人 キッチンワゴンの中。 おう 大漁旗!乗ろうか!おとうさん 行きますか!乗ろう!出港 出港!お祭り船の出港!いよいよ年に一度の島詣りに出発です。 この1年無事に漁ができた事に感謝しそして 今後1年の大漁と航海安全を祈る江戸時代から続く島詣り。 そんな願いが息づき同等一栄の言葉は今も受け継がれているのです。 伊根の同等一栄の言葉を胸に深く受け止めた2人。 明日のお披露目会で 伊根の恵みグジを使わせて頂く事に!おとうさんと会えてよかったです ホントに。

もっちりとした食感のモッツァレラチーズを完成させるまで3年間試行錯誤を繰り返しました。 万願寺とうがらし。 まずは 甘さが自慢の万願寺とうがらしで村田さんと加賀田さんが夏の前菜を作ります。 はあ~!万願寺とうがらしの ゆで汁を冷やしてから ミキサーへ。 万願寺とうがらしのスープに溶かしたゼラチンを加え冷やし固めます。 万願寺とうがらしを新食感で味わう村田流 夏の前菜が完成。 加賀田さんは切った 万願寺とうがらしを油で炒め じっくりと甘みを引き出します。

嵯峨根さんが こだわって育てた万願寺とうがらしの甘みと香りを引き立てた2つの前菜が完成。 丹後半島の恵みを一皿に載せた目にも楽しいパイ料理が完成です。 さあ 夏の京都の料理完成でございます。 さあ こちらの料理は?万願寺とうがらし夏の思い出です。 万願寺とうがらしの持つ魅力を和の村田さんとフレンチの加賀田さんがそれぞれの技法で引き出した前菜。 万願寺が おいしい。 牛乳を加えてまろやかに仕上げたムースが万願寺とうがらしの甘みを引き立てます。