でも 実は 全てシクリッドという魚の仲間なんです。 こちらの まだら模様のシクリッドをご覧下さい。 どうして シクリッドはこれほど 大繁栄を遂げる事が できたのか?その謎を解くカギがある行動にあります。 1500種を超える 全てのシクリッドが子育てをするんです。 一方 シクリッドの親は卵や子どものそばで魚たちが ひしめき合う湖ではこうした危険は常に 付きまといます。 そこで より安全に子育てをするため工夫を凝らすシクリッドが現れました。 湖最大の シクリッド。
これこそが シクリッドが編み出した最も安全な究極の子育て法なんです。 この湖にいる シクリッドは全て 口の中で子育てをします。 そんな シクリッドに負けないくらい子育て上手な魚がいるといいます。 シクリッドが眠っています。 「カンパンゴ」と呼ばれるオオナマズです。 これは シクリッドの仲間ではありません。 敵の多い古代湖ではシクリッドではない ナマズまでもが子育てをするようになったんです。 こちらは シクリッドです。 じっと隙を狙う シクリッド。
なんとカンパンゴの子どもではありません。 カンパンゴとは全く違う種類のナマズです。 一体 なぜ カンパンゴと サプアの子どもが入れ替わったのでしょうか?こちらの巣を見て下さい。 なんと サプアの子どもはカンパンゴの卵を食べてしまうというのです。 カンパンゴは 自分の卵から生まれたと思っているため他人の子どもだとは気付きません。 サプアは カンパンゴを利用してまんまと 子どもを育てさせているんです。 産卵を迎えた カンパンゴの巣です。 産卵されないようにカンパンゴが必死に追い払います。