そんな京料理の重鎮と今回訪れるのは!?お~っ!海がキレイ!僕も こんなキレイやとは思わなかった。 「キッチンが走る!」夏のスペシャル!京都の舞鶴・丹後半島を旅します!あ~ いい食感。 京料理の村田さんとフレンチの加賀田さん。 3人が まずやって来たのは海岸線が複雑に入り組んだ日本海の舞鶴湾。 その多くが 京都市内に届けられ京料理を素材で支える海の台所です。 行きたい!舞鶴湾の豊かな海を利用した養殖場に案内してもらえる事に。
何ですか?万願寺や。 出た~ 万願寺とうがらし!舞鶴が産地なんですか?万願寺の。 舞鶴の万願寺地区が発祥のため名付けられた…京料理にも幅広く使われる人気の京野菜です。 万願寺とうがらしは舞鶴が貿易港として栄えていた大正時代海外から持ち込まれた肉厚なピーマンと京都在来種の 辛くない伏見とうがらしが掛け合わさり誕生したといわれています。 万願寺とうがらしの知名度が上がり全国で生産されるようになった今発祥地の名に恥じぬよう舞鶴の農家が 一丸となって栽培に取り組んでいます。
僕 初めてなんですけど!私も 初めて参りました!ここからは 2台のキッチンワゴンに乗り二手に分かれて旅をします。 丹後半島を西側に向かう加賀田さんのキッチンワゴン加賀田さん ちょっと変わったメロンを見つけました。 もともと この網野町でニューメロン栽培を始めたのは…地元の人に おいしい物を食べてもらいたいという祖父の姿が岡田さんが農業を継ぐきっかけに。 僕が ちっちゃい頃からやってたんで僕も ずっと一緒に連れて来られて昼寝だったり 何なりもニューメロンの変わった食べ方があるという事で キッチンワゴンに。
地元でグジと呼ばれているアマダイを延縄漁で取り続けています。 若狭湾のアマダイといえば有名ですよね。 メッチャ キレイやろ?若狭湾で取れた 脂の乗った…色の美しさや 味のよさから古くから京料理で珍重されてきた高級食材です。 じゃあ 漁師さんをやりながら民宿経営して。 ブランドになる理由が分かりますね。 魚種が豊富な 若狭湾の恵みです。 伊根にある金刀比羅神社の分社まで行列で向かっているところ。 一方加賀田さんは 1人 キッチンワゴンの中。
目的地の大島は伊根から東へ12km。 同等一栄。 かつて 伊根では湾の中にまで ブリやクジラが泳ぎ伊根中の人が協力して漁を行ってきました。 そんな願いが息づき同等一栄の言葉は今も受け継がれているのです。 伊根の同等一栄の言葉を胸に深く受け止めた2人。 明日のお披露目会で 伊根の恵みグジを使わせて頂く事に!よろしゅうお願いします。 ホントに ありがとうございました!日本海からの強い風が吹く久美浜湾へと やって来ました。 素材の新鮮さが生きるモッツァレラチーズに今 最も 思いを込めています。
万願寺とうがらし。 まずは 甘さが自慢の万願寺とうがらしで村田さんと加賀田さんが夏の前菜を作ります。 はあ~!万願寺とうがらしの ゆで汁を冷やしてから ミキサーへ。 万願寺とうがらしのスープに溶かしたゼラチンを加え冷やし固めます。 村田流 夏の前菜が完成。 そして フレンチ 加賀田さんの前菜。 種も ワタも やっぱり万願寺の味の一つだから…ゼラチンを入れて 冷やし固めふんわりと かき混ぜて ムースに…。 嵯峨根さんが こだわって育てた万願寺とうがらしの甘みと香りを引き立てた2つの前菜が完成。