総合診療医 ドクターG選「セレクション“手が痛い”」

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今回の症例を解決したのはこちらの先生です。 人呼んで ミスター カンファレンス。 カンファレンスを通して 未来のドクターGを育てる 生坂先生の登場だ!カンファレンスの結果ですよね。 病気の正体を探り当てるために今回 全国から集まって頂いた研修医は この3人です。 塚本先生今のVTRを見て どうですか?関節炎みたいな症状があるのかなとは思ったんですがまだ 今の段階では分からないですね。 どうですかね?難しいというパッと見た印象があったのでこれからのカンファレンスが楽しみです。

それ以外に ドックを受けて異常がないところから関節リウマチの初期症状かなというところで挙げさせて頂きました。 リウマチ性多発筋痛症の主要症状である…リウマチ性多発筋痛症も関節リウマチと同じくモーニング・スティッフネスがありますよね。 確かに 朝方 痛くなる手の痛みはリウマチを一番先に考えるんですがこの患者さん 手が痛いという事で来られてるんですがそこからくる ピリピリした痛みという表現をされていたので…。 リウマチ性多発筋痛症に関してはこれも多い病気ですが体に近い所。

関節リウマチであったりリウマチ性多発筋痛症も CIDPも主訴は 医師の診断を受ける時に患者が訴える最も顕著な症状の事。 本当は 体重減少が心配なんだけど両手の痛みを契機に受診した。 本当は この患者さんの心配事は体重減少であった可能性はありますよね。 なので 我々 医学的に言うと…患者さんが 受診する時の主訴を書くんですけどそこには書かれていない 本当の患者さんの心配事というのがこれを見抜く必要はやっぱり あります。

手首に アミロイドがたまって何という病気になるわけですか?…という病気を起こしてきたんではないか。 全ての症状を 一元的に説明するという意味でアミロイドーシスが一番 考えられるのではないかなと思いました。 手首の所に アミロイドたんぱく質がたまりやすいので僕は この病気しか思い浮かばなかったんですが…。 手根管症候群の原因としてアミロイドーシスがあがった。