複数の場所から一斉に火の手が上がる地震火災です。 関東大震災では、複数の場所で一斉に火の手が上がる地震火災が甚大な被害をもたらしました。 満里奈さん、地震や地震火災に対しての備え、ご自身もそうですけれども、お母さんでもありますから、家族も守らなきゃいけないですよね。 旦那さんも忙しい人ですから、ふだんからじゃあ、意識は高いんですね?関東大震災について思うこと、地震火災について、そして不安なこと、心がけていることなど、メールやツイッターでお寄せください。
同時多発火災は人々をどう襲ったのか。 関東大震災を研究している地震学の専門家は同時多発火災から逃げ延びることの難しさを指摘します。 関東大震災で最も多くの犠牲者を出した場所となりました。 被服廠跡には現在慰霊堂が建てられています。 関東大震災で犠牲となった5万8000人の遺骨が体験した人たちのことばからあのときの惨状がよみがえってきます。
NHKでは今月、「首都圏ネットワーク」などの番組を通じて、関東大震災の体験談や、伝え聞いたことを募集してきました。 関東大震災のときの逃げた人の証言集を見てましても、逃げる途中で担いだ荷物に火がつくとか、髪の毛が燃えだすということは、たくさん書いてありますね。 そうですね、確かに東京の都心部は、大きなビルも増えて、不燃化は進んでいますし、消防力も当時と比べれば格段に増強されてはおりますけれども、あるいは7に襲われる都市で発生しないという根拠はどこにもない首都直下地震、想定されていますよね。
首都直下地震の際にはこの6台で相次いで発生する火災に対応しなくてはなりません。 同時多発火災への対応は1つの消防署だけでは限界があるのです。 そういったところをですね、重点的に消防署もご覧頂いたように警戒はしているんですけれども、やはりそういう所で、いつ火の手が上がると、消防車は入れませんし、なかなか難しいというのが現状で、危機感を持って訓練しております。
住民が心がけるべき地震火災対策3か条、火事を起こさない。 阪神・淡路大震災のときは、原因不明が5割ぐらいあったんですけれども、その原因が分かった範囲でいいますと、ガス漏れとか、ガス器具による火災は2割、なんと実に6割が電気器具とか、配線からの出火だったんですね。 とりわけ阪神・淡路大震災以降注目されたのが、通電火災といいまして、いったん停電するわけですよ。 ですから、避難なさるとき、てしまうような火、そして4番がほかの部屋にも広がるような火ということで、満里奈さん、1人で消火器を持ってたとします。
三宅さん、これについては何か対策は進んでいるんですか?これは消防と違って、今度は町づくり的な話になってくるんですけれども、例えば先ほど、満里奈さんが指摘された木造住宅の密集地域なんかを対象に、東京都が不燃化特区というものを今年度から指定し始めまして、木造住宅を建物に、火災に強い建物にするときに、大きな額の助成金を払ったりと、そういったことも進めていますし、あと道路をそれこそ広げて消防車を通れるようにしたり、あと地域に、広場とか、公園を作って、火事が起きても燃え広がらないようにしたりとか、そういったことも今
シミュレーションでは火災発生から2時間半後多くの人が避難している小学校に炎が迫ります。 実は、地震火災に備えた専用の避難場所を行政は定めています。 やっぱりこういう訓練がすごく必要だなと思ったのと、訓練してこそ分かることがたくさんあると思うので、まさにじゃあ、どこに避難したらいいのかって、皆さん、これから探す方も多いと思いますが、実は、皆さんのお近くの役場でこういうパンフレットも避難場所について、紹介しているものもありますし、ホームページなどでもご近所の情報が載っている所もありますよね。
消防法の基準に合わせて7つのスプリンクラーが設置されています。 配管が外れるなどしてスプリンクラーが破損したり誤作動したりしていたことが分かりました。 この階には300個以上のスプリンクラーがありましたが広い範囲で破損し使用できない状態になりました。 スプリンクラーが壊れてしまって、火災が起きた場合は、あれはどうすれば、どうなるんですか?そうですね。
高層マンションは今のところ、検討には入ってないんですけれども、こういったことをまとめて、総務省消防庁は今後、具体的なスプリンクラーの方策、どういうふうに揺れに耐えることができるかというのを考えたうえで今年度中、来年3月までには、耐震基準を決めたいとしております。 年々それは広がっていまして、例えば東京ですと、東京メトロと東京都営地下鉄、その2つを合わせて300キロなんですけれども、地下と地上、広がっているというのが今の現状だと思いますね。