次なる巨大地震の予兆を捉えようとしています。 関東平野の足元では東日本大震災のあと地震の回数が不気味に増加しています。 マグニチュード7.9の巨大地震に襲われました。 関東大震災の地震のメカニズムを解析した結果将来のリスクが浮かび上がってきました。 映像から首都圏が広範囲にわたってありとあらゆる地震災害に見舞われていた事が分かってきました。 今村は古文書などから記録をかき集め次の大地震が いつ発生するか予測しようとしていました。 今回の調査で浮かび上がってきたのは東京の大地震です。
我々は科学者だ!可能性や もしもの話を世間に発言するべきではなかったんだ!この期に及んで大地震が来ると断言できるのか!先生 新聞記者が…。 今村先生 大地震はいつ来るんでしょうか?いわば でたらめと言っていい。 今村は 大地震に備えて地震計の開発を進めました。 今村が開発した地震計は東京をはじめ全国7か所に設置されました。 我々の地震計は?♪~至急 分析結果を政府に報告してくれ。 更に 岐阜に設置されていた今村の地震計も揺れを捉えていました。
関東大震災は地球の地殻変動が引き起こしたプレート境界型地震でした。 90年の時を経て現代の科学で初めて再現される関東大震災の揺れです。 地震発生から18秒後激しい揺れが襲います。 これは関東大震災の震度分布です。 今村明恒が残した貴重な記録と現代の科学者の探究。 関東大震災の被害をまとめた報告書。 近い将来 再び 大地震が起こる可能性が高いと考えられます。 今村たちが残した記録と映像を照らし合わせて分析し火災を眺めている様子に注目しました。 地震直後 広場に避難した人々の様子が撮影されていました。
日本の首都は巨大地震を経験する事なく繁栄してきました。 マグニチュード8.0クラスのプレート境界型地震が起きた場合をシミュレーションしました。 では 次に関東を襲う巨大地震はいつ起こるのでしょうか。 見つかっているだけでも巨大地震は 過去16回。 宍倉さんは 今まで考えられてきた地震の間隔が実際とは異なる可能性もあるのではないかと調査を続けています。 このプレート境界では300年前の巨大地震でほぼ全てのひずみが解放されたと考えられています。