島耕作のアジア立志伝「人事改革で世界競争を勝ち抜け~張瑞敏」

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ハイアールは 冷蔵庫や洗濯機などの白物家電で 世界一のシェアを持つ。 この自主経営体に大きな権限を与える事で自主経営体とは まさに市場と直接向き合う 組織である。 市場のニーズに応えて 社員がトップの判断を待たず迅速に行動できる2,000もの自主経営体をつくった。 自主経営体は 若手社員の仕事への取り組み方を 大きく変えている。 3ドア冷蔵庫経営体に所属する陳さんは エンジニア。 自主経営体のメンバーはたとえ エンジニアでも全員が市場に向き合う事を求められている。

自主経営体は張が追い求めてきたビジネスモデルの一つの到達点である。 現場で 冷蔵庫工場の経営にあたる決心をした。 副工場長 小さな欠陥も見逃すな。 ここに並べた冷蔵庫何だか分かるか?全部 不良品だ。 その3年後 ハイアールは冷蔵庫部門としては 初めて国の製品品質賞の金賞を受賞。 ♪~ハンマー事件以後 張は 松下をはじめ日本企業を手本にハイアールにふさわしい人材管理のシステムを模索した。 中国には 中国人に合った独自の人材管理システムが必要だと考えた 張。

今日は 「世界競争時代の人の生かし方」という事で企業のトップ お二人をお迎えしました。 テコットの前身 初芝電産はかつて 日本式経営の本家として知られていました。 考え方としてはよく分かりますが成果や競争だけで押していくのはどうでしょうか?では 成果主義に反対するんですか?いえ… ただですねうちの開発技術者と話すと多少安くても 収入が保障されている方が 競争に追われるより安心して 開発に取り組めて発想も浮かぶと言うんです。