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中心の気圧は980ヘクトパスカル、関東甲信や東北でも雨が強まり、午前11時までの1時間には、48.5ミリの激しい雨が降りました。 関東や北陸では風が強まり、東京の八王子では、午前11時前に34.5メートル、東京・江戸川区では午前11時過ぎに33.7メートル、福井県小浜市で午前10時過ぎに31.6メートルの最大瞬間風速を観測しました。

川があふれる危険性が高い氾濫危険水位を超えているのは、滋賀県を流れる安曇川と芹川、日野川、大戸川、愛知川、京都府を流れる由良川と桂川、和歌山県を流れる日高川、奈良県を流れる大和川、三重県を流れる相野谷川と木津川、員弁川、愛知県を流れる乙川、福井県を流れる笙の川とハス川、それに石川県の湖、群馬県みどり市でも突風でこれまでに70棟の建物に被害が出ています。

こういった木の枝が周りにたくさきょう午前1時半過ぎには、埼玉県熊谷市で、午前2時20分ごろには群馬県みどり市で、家の屋根が飛ばされたなど、いずれも突風が原因と見られる被害の情報が警察などに相次ぎましNHKが関東甲信越の各地の放送局を通じてまとめたところ、この台風の影響で、埼玉県や神奈川県など、6県で21人がけがをしています。

このうち300トン余りの汚染水が漏れた4号機の山側に設置されたタンクの囲いの中にたまった水をきょう、調べたところ、ストロンチウムなどの放射性物質が、1リットル当たり17万ベクレルと、極めて高い値で検出されたということです。 このため、東京電力は、囲いの中の水を近くのタンクに移すとともに、ほかのエリアのタンク周辺のたまり水についても、放射性物質の濃度が高い場合は、タンクに移すことにしています。