大相撲秋場所 七日目 ▽力道山が遺(のこ)した大相撲

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テレビ放送60年スペシャルとして、きょうは中入りの時間、テレビ初公開となります、今から60年前の貴重な映像をご紹介します。 十両の若椿新横綱の土俵入りのカラー映像です。 プロレスラーに転じる前は相撲界で活躍してました。 11年間相撲界に在籍して入幕して2場所目には、優勝決定戦に出場するなど、最高位が関脇そしてこれから、まさに全盛期を迎えようというときに相撲界からプロレスに転じて大成功したわけです。

力道山が回していたということです。 力道山、すごいね。 力道山と千代の山さんは親交があつかったですね。 力道山が来るとみんな見にきてお相撲さんはみんなヒーローですからね。 相撲界に入る前に力道山も力士から、プロレスにいったんだからまずは力士かなという感じです。 力道山が撮影した映像はまだこのあとほとんどカラー映像がない時代の映像としては、鮮明に残っていますね。 力道山の気持ちは、まだ相撲にあったんでしょうね。 返り入幕の旭日松との対戦です。 旭日松は3勝4敗、あすは天鎧鵬との対戦です。

天鎧鵬敗れて3勝4敗です。 向正面、武隈さん一生懸命に動きますのでファンに、アピールする相撲を取る力士ですがきょうは、最初不利な体勢になりましたね。 天鎧鵬は最後、渡し込みを見せてそれで舛ノ山は尻もちをつきました。 天鎧鵬についてのリポート。 舛ノ山に、左を天鎧鵬は巻き替えられましたね。 天鎧鵬はあすは旭日松舛ノ山はあすは佐田の富士との対戦が組まれています。

玉鷲は3連勝の好スタートを切って、そのあと2連敗でしたがきのうは琴勇輝を押し出しで破って4勝2敗。 きょうあたりなんとか勝ちにつながるような動きをして過去7回の対戦は6対1と大きな臥牙丸のほうが対戦成績はリードしています。 若の里は正面から臥牙丸を受け止めようとしました。 勝って3勝4敗の臥牙丸です。 敢闘精神が最も評価された舛ノ山の六日目の相撲ご紹介しました。 臥牙丸のリポートです。 国技館のこの映像も60年後に見たら、どんな印象でしょうかね。

幕内最年少の琴勇輝が上がっています。 前の各部屋はてっぽう柱だけしかなくてダンベルなんかはなかったと思いますね、しこ、てっぽうを旭天鵬の初土俵が平成4年の3月です。 琴勇輝の誕生が平成3年の4月です。 ですから琴勇輝が1歳のときにもう旭天鵬は初土俵を踏んでいました。 幕内88場所目の旭天鵬。 琴勇輝は幕内3場所目です。 琴勇輝は2勝4敗。 琴勇輝。 勝った琴勇輝は3勝4敗です。 張り差しにいって、左を差して首をはたくような立ち合いを見せるんですがきょうは、琴勇輝が委細かまわず出ましたね。 琴勇輝です。

勝機を見つけたときのあとの攻めは富士東と魁聖の対戦から後半です。 世界的にみても先ほど言われるように、力道山さんが取ったというのにそこでまたびっくりしてますから。 力道山さんが、世界でも最先端の機械をみずから買って力士たちそのときの姿を残そうと撮っていたんですね。 あくまで力道山さんが残した映像しかございませんので。 涙の抗議でそのあと出場停止を受けるんですが話が尽きないところですが土俵上後半の最初の取組です。 富士東敗れて1勝6敗です。

きのうは好調嘉風を土俵際突き落としで逆転しました。 その1勝は四日目日馬富士を破る初金星でした。 安美錦2敗、あすは阿覧との対戦。 北の富士さん、力道山が残していた映像でもう1つ貴重な映像は弓取なん大岩山なんです。 昭和27年からかった弓取式を毎日やるようになってその最初の力士が大岩山なんです。 土俵上は宝富士と勢です。 宝富士、あすは白鵬に挑戦です。 60年前の大体平均身長が、松鳳山くらいとなりますね。 日馬富士と並んで松鳳山がいちばん軽いんですがそれでも60年前の力士の平均よりは20kg重いんですね。

顔を真っ赤にしながら踏み込みが弱かった、と初めて最後まで突き切れたと一度自分のイメージした突きが出ると突き押しの相撲というのは自信になってくるものなんでしょうね。 それを忘れないようにきょうあたりの豪栄道に対しても突き押しに徹すればきょうのような結果が出るという自分の相撲を取っただけでほかのことは考えていません。

もう1人の大関琴奨菊きょうの相手は栃煌山です。 琴奨菊は5勝1敗。 この1年で見ますと栃煌山の4勝、琴奨菊の1勝。 琴奨菊のリポートです。 同居している栃煌山ですので相手に、相撲さえ取らせなければ自分が勝てると琴奨菊は言っています。 最終的には相手に密着したいと言っています琴奨菊。 確かに、栃煌山の特徴を見事にとらえていますね琴奨菊は。 5勝1敗で優勝争いに絡むチャンスをつかもうとしています琴奨菊。 琴奨菊、完敗です。 向正面の武隈さん、警戒し尽くしたはずなのにという琴奨菊のこの経過です。

館内のこの空気横綱がこういう相撲を取ったときはかなり厳しい雰囲気が横綱、苦しいときだからしょうがない大目に見ておこうという雰囲気ですね。 もうまともに勝負はできないなという気持ちが日馬富士にはあったんでしょうね。 横綱になる前は真っ向勝負と言っていたんですがそうは言っていられない。 千代の山さんは横綱で不調のときはみずから返上するといったそうですね。 もう1人の横綱白鵬。 千代大龍との2度の対戦はいずれも白鵬が退けています。 千代大龍は3回目の横綱への最初の挑戦は春場所の六日目。 横綱相手によね。