首都圏スペシャル「おもいで映画館~フィルムがつむぐ物語〜」

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各地を回り6年がかりで作らせたそうですカメラは2人の軽業師にも向けられています見事な演技に発明王もさぞや感心した事でしょうさて NHKには町を見つめた映像が数多く集まっています中でも 東京・銀座は移りゆく時代ごとにアマチュアカメラマンを惹きつけてきました記録された映像は今の銀座に生きる人たちにいやいや すごいお偉方が来てるじゃないか。

3人の子供たちは皆 独立し現在は このマンションで夫婦2人です琢磨さんは 日本の高度経済成長期を支えた世代です外資系の広告代理店をはじめに何度か転職を重ね そんな父親を見て育った子供たちがどのような道を歩んだのか興味は ますます膨らみます私たちは実際に訪ねてみる事にしました長女 友子さんは30歳になった頃から1人暮らしこの道で食べていくのは難しいけれど好きな事に没頭できる時間は何物にも代え難いと言います次女の麻子さんにも会う事ができましたでも伸びやかな娘たちと違ってそんな思いが今もかすかに くすぶっていま

けれど 父さんはこの やっかいな時代に 君たちがそれぞれの価値観を見つけて富士山を海外にPRしたフィルムはナレーションも英語です。 残された フィルムの中に銀座の魚屋さんを見つめた昭和35年の作品があったのです。 肉屋に サンマを持っていったり中華料理屋へお刺身を届けたり銀座の陰の人が お客なのです銀座に こんな所があるかと思われるほど取り残された路地。 銀座へ毎日 出かけてくる人でも自動車の雑踏の中に こんな生活がこんな魚屋がある事を知らない人が多い事でしょう。

寂聴さん ヘアスタイルに注目しました昭和6年 鎌倉の海岸で行われた水着の撮影会。 昭和14年のフィルムには女性の多くが憧れた職業バスガールが記録されていました当時は なかなかの狭き門だったそうですカフェーの女性店員は男性を相手に踊ったり笑ったり。 寂聴さんによれば生活のためにしかたなく カフェーで働いていた女性も多かったそうですフィルムを見終わった寂聴さんの感想は…歴史の歯車が音を立てて回った頃もアマチュアカメラマンは世の中を記録し続けています。