だとすれば 海底にも鉱物資源が大量に眠っているのではないか。 海底に鉱物資源は存在するのか。 火山活動でできたカルデラでしょうか?ワイヤーでドレッジを下ろし海底を削って岩石を回収します。 詳しい調査の結果横当島の東には直径6kmにも及ぶ 巨大なカルデラがある事が分かりました。 海底で火山活動が起きると陸上と同様にカルデラの裂け目に鉱物がたまります。 こうしてできた巨大な鉱床熱水鉱床がカルデラの底には形成されている可能性があるのです。
日本の海には 巨大な鉱物資源が眠っている事が明らかになってきたのです。 浦辺さんは 先ほどの鹿児島の南の海域ですねここには どんな可能性を感じてらっしゃいます?今回 カルデラにたくさんの鉱物資源が眠っているんだという可能性が非常に見えてきたという事で非常に重要な調査だと思います。 その広大な山肌 全てを平均5cmの厚みで コバルトリッチクラストが覆い尽くしているのです。 なぜ 日本の近海にはこれほど大量のコバルトリッチクラストが存在するのか。
その金属が 海流の影響で海山の山頂から山腹に堆積するとコバルトリッチクラストになります。 どのくらいの量が あるんですか?先ほどの海山の場合にとりやすくて品位が高い場所だけを選んでこのコバルトリッチクラストの中に含まれるコバルトですけれども大体 この海域だけで世界最大の埋蔵量を持っている コンゴ。 日本は 南鳥島周辺の公海でコバルトリッチクラストを探査する計画を提出。 ここでも コバルトリッチクラストの分析が行われていました。