クローズアップ現代「家族とは?親子とは?~揺らぐ法制度〜」

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この番組のまとめ

今月4日、最高裁判所は子どもは婚外子という立場をみずから選ぶことも取り消すこともできないとしてこの規定は憲法違反だという初めての判断を示しました。 婚姻届を出さない事実婚カップルやシングルマザーが増加するなど家族の多様化が進む中で結婚していない両親の子どもを差別する規定は時代に合わなくなったとしています。 最高裁判所の違憲決定を受けて相続差別は撤廃されることになりこれをきっかけに婚外子の区別そのものをなくすべきだという声が上がっています。

いろんな立場の方々が生まれて、シングルマザーも増えていますし、事実婚のケースも増えていて、そうした方々が、これからは、差別のない形で子どもを育てたいという思いは強いかと思うんですけども、さっきのVTRにありましたように、寡婦控除みたいなものも、どんどん是正されていく方向にいくと思われますか?保育料とか家賃の補助とか、そういうことで、お子さんを持っていて、結婚はしていないんだけれども、子育てをして働いていると、そういう人たちを応援しようっていう点でいうと、お子さんの目から見てもお母さん、一生懸命働いてる人を

フランスでは、これは差別を撤廃して、その事実婚、そして法律婚の違いをなくしたことによって、ぐっと婚外子が増えたと。 この中で最も実施例が多いのは精子提供です。 精子提供で子どもが生まれた夫婦です。 長年の不妊治療の末精子提供を受けました。 精子提供で生まれる子どもは毎年およそ100人。 精子提供で子どもが生まれても申告する必要はないため通常、役所の窓口でその事実は分かりません。 出生届を出した際夫が、もともと女性だったことが戸籍で分かり精子提供の事実が窓口に知られました。