木曜時代劇 あさきゆめみし~八百屋お七異聞(3)「雨宿り」

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この番組のまとめ

そろそろ目を覚ましたら どうだ?吉三郎の素性は教えたはずだ。 嘘?吉三郎が そう言ったのか?いいえ 吉三様とは何も話していません。 何を調べたんだ?由井正雪の謀反が発覚して死罪になったのは 慶安4年です。 30年も前ですから吉三様は まだ生まれていません。 吉三様に会えないなら 死んだ方がマシだ と泣きじゃくる始末で…。 例えば 吉三郎さんをしかるべき所につまり よそ様にお預け頂くとか。

やっぱり 喜兵衛さんが言うたとおり吉三を よそに預けた方が良いのではないかと…。 松尾芭蕉というてな今をときめく俳諧師じゃ。 俳諧師?これが 順庵先生とじっこんでな。 松尾芭蕉?有名な俳諧師だそうですよ。 深川の芭蕉庵には御直参から町人まで たくさんのお弟子さんが通っているそうです。 大乗寺には二度と戻らぬつもりだったがつい足が向いてしまった。 それが… 大乗寺でお姿を見失いまして…。 見失った?シャボン玉を買いにいったすきにいなくなってしまって…。

それは あんたの邪推じゃ!邪推?吉三はそんな男ではありません。 実を言いますとな 吉三は芭蕉庵から逃げてきたんじゃ。 逃げてきた?松尾芭蕉は 吉三がたいそう気に入りましてな。 クソ坊主?娘の不行状は 親の育て方が悪いだと。 何が何でも 今年のうちに祝言を挙げる。 今年中には 無理ですよ。 なぜだ?花嫁衣装やら 何やら支度が間に合いません。 お前の衣装が あるではないか!お七の迷いを断ち切るためには一日も早く祝言を挙げるにかぎる。 あ~ もう! 指図は やめんか!離れ?若夫婦の新居だ。