NHKスペシャル 中国激動「“さまよえる”人民のこころ」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

党幹部の思想教育に儒学を取り入れ社会の安定のために宗教を利用する方針を打ち出した。 家庭教会は 当局に届けを出していない 非公認の教会だ。 出稼ぎに来てから 初めて 自分に手を差し伸べてくれた 家庭教会。 家庭教会に すがる人々の多さに当局も その活動を黙認せざるをえない。 改革開放政策で 外国からの投資を呼び込もうとする中で宗教の自由が保障されるようになりました。 2年前 北京の街頭に出て大規模な礼拝を行おうとした家庭教会の信者が一斉に検挙されました。

2,500年前に この地で生まれた思想家の教えを学ぶ孔子が始めた儒学。 親孝行や他人への思いやりなど道徳の大切さを説く中国古来の伝統思想だ。 夕食後の日課として親子で行うのが儒学のテキストの朗読だ。 拝金主義に陥り道徳心を失った中国人をその言葉に感銘を受けた呉さんはDVDを作った団体が主催する儒学の集会に足を運ぶようになった。 しかし 儒学を通して 家族の絆の大切さに気付いた 呉さん。

しかし 社会の発展から取り残されてきた 農村部では共産党が キリスト教の力を頼みにしている地域もある。 農村を拠点に革命を起こした中国共産党がこの教会は 地元政府から土地を提供された 公認教会。 伝統文化論壇の精神的指導者浄空法師 86歳。 各国要人そして キリスト教や イスラム教など人々の道徳の向上に取り組んだのだ。 更に 浄空法師の教えを請いたいという人々に向けてインターネットやDVDでも発信している。 浄空法師は 現在 中国が抱えるさまざまな課題を解決するためには儒学が必要だと説いている。