その内容には、事態の危険性を見抜く重要なポイントがいくつもあったと専門家は指摘しています。 池永容疑者の危険性は脅迫のメッセージを送った時点で2段階目まで上がっていたとしています。 京都に住んでいる池永容疑者が2度にわたって女子生徒の自宅近くに現れたのです。 小早川さんは、この時点でしかし、警察は差し迫った危険はないと判断しその日は、女子生徒を家に帰してしまったのです。 警察が、判断の理由の一つとして挙げているのが両親と女子生徒の意向です。
ストーカー被害者の自宅周辺で警戒に当たる兵庫県警。 相談を受ける際に使用する専用のチェックシート。 ストーカー行為の危険性や頻度加害者の性格に至るまで44項目にわたって細かくチェック。 この日、電話をしたのは危険度がCと判定された被害者の女性。 各警察署から送られてくるチェックシートを詳しく分析します。 山野さん、今の兵庫県警が使っていました警察の主観が入らないチェックシート。
仮に警察署全体で対応していれば、パトロールをすぐに行うですとか、あるいは被害者を保護するという選択肢が取られていた可能性もあったと考えられます。