ある日 突然無くなったとしたら毎日の暮らしが不安になりませんか?逆境の中から立ち上がったのは自らも被災した 病院の職員たち。 東日本大震災で 被災地の医療は大きな打撃を受けました。 いつも見える所に こうして?病院が壊れ 入院患者を受け入れられなくなった高田病院。 高田病院です。 武田整形外科さんという…病院がですか?被災した高田病院だけの力で支えていくには 無理があります。 この日 病院代わりに使っている高台の公民館で医療と福祉の関係者が一堂に会しました。
なんぼか白くなったか?80歳の佐々木愼太郎さんです。 陸前高田では 医療と福祉の関係者が密接に連絡を取り合い自宅で過ごす高齢者の健康管理を行おうとしています。 高田病院の石木さんが訪問診療に やって来ました。 佐々木愼太郎さん。 歯医者が こうやって来てくれるかどうかというのをあまり思った事ないでしょ?震災後の混乱の中で始まった地域を挙げての総力戦。
人間関係が希薄なまま急速に高齢化が進む仮設住宅。 長さんは 仮設住宅の人間関係にも目配りをしています。 被災地で起きている事は地縁や血縁という つながりが薄れつつある日本の未来の縮図でありそこでの医療は超高齢社会を生き抜くためのヒントになると考えられるからです。 被災から立ち直った県立高田病院には今 若い研修医がひっきりなしに やって来ます。 愛子さんは 高田病院に来るまで訪問診療を経験した事がありませんでした。 高田病院に来て 数か月痛え 痛え。