木曜時代劇 あさきゆめみし~八百屋お七異聞(6)「口封じ」

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この番組のまとめ

死ぬぞ!火事だ 火事だ!大丈夫でしょうか。 火事泥棒に気をつけろ!へい。 八百源が焼ける心配は なさそうだ。 これが八百源の心意気だ。 火の手は 本郷一帯から南へ南へと燃え広がり筋違門も浅草御門も焼け落ちたそうです。 浅草御門…。 火事場ってのはなみんな 気が立ってるんだ。 八百源の娘が 寄ってたかって身ぐるみ はがされたらどうするんだ? え?眠ってますよ。 本郷 浅草を焼き 下谷に及んだ火事は やや下火となりましたが飛び火した一筋が 日本橋から本所 深川に及び盛んに燃え続けております。

焼け野原と化した江戸の町をいかに建て直すかその莫大な費用をどこから ひねり出すか火除け地を どこに どう増やすか並大抵ではないぞ。 何じゃ?江戸復興の資金は 諸国大名に割り当てるほか ござりますまい。 それらしい うわさを耳にした事はないか?素行の悪い ならず者怪しい振る舞いのあった者大円寺に恨みを持つ者ことごとくだ。 お七 大円寺出火の時お前 どこにいた?どうやら 付け火らしいから聞いてるんだ。 誰かが 大円寺に火を付けたんだ。 今 お奉行所の青田源之丞様が帰ったところだ。

自業自得だろ。 はっ だったら お前様もお入りになったら?土蔵の中で親子3人 仲よくお暮らしになったら?何だ その言い方は。 でも 旦那様が…。 あの… 旦那様が お呼びです。 一体 どこから これが?大円寺の裏の竹林だ。 当夜は 屋根瓦が落ちるほどの強風でございましたからいろんな物が空を飛んでおりました。 探索の定石としてあらゆる証拠や手がかりをそれは何度も言いました。 お前様の大事な御曹司様がとんでもない事をしてくれましたよ。 大円寺の裏手で お七の頭巾が見つかった。