歴史秘話ヒストリア▽少年よ 大志を抱け!~クラークと教え子たちの北海道物語

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この番組のまとめ

今日は 私 北海道に来ております。 北海道といえば何と言っても美しい自然が 魅力ですよね。 明治の初め 未開の原野が広がっていた 北海道。 そこに込められた 教え子への知られざる メッセージとは?数々の困難に立ち向かい北海道開拓に挑んだ クラーク。 それは 北海道に新たに つくられる学校でこの戦いで多くの若者が命を落とし人々は 深く傷ついていました。 そもそも なぜ そんな遠い国にわざわざ 行かなければならないんだ?反対の声が 次々と上がる中クラークは 一人日本の置かれた状況を自らの過去に重ねていました。

実は 生徒の多くは元武士の次男や三男。 それも戊辰戦争で旧幕府側につき賊軍とされた藩の出身者も多く いました。 故郷に 食いぶちのない彼らに残された道は新たな開拓地 北海道に渡る事。 この現実に 生徒たちは鬱積した感情を抱いていました。 日常生活 全てに細かく規則を定めなければ生徒たちを まとめる事はできないと 学校側は考えました。 当時の日本で 生徒が 先生の背に乗るなど とんでもない事。 北海道に 酪農を根づかせるため当時は 2階の扉まで 土を盛った馬車道が作られていました。

心の声私が アメリカに帰ったあと今回の内戦が拡大し私の生徒たちも 戦いに身を投じる事になるかもしれない。 Boys,be ambitious.クラークとの別れの場に臨んだ生徒の証言がBoys,be ambitiouslike this old man.それが 教え子たちに残した最後のメッセージでした。 クラークが 教え子に宛てた文面からは生徒たちの 開拓や私生活についての報告や相談に丁寧に応えている様子がうかがえます。