今宵は こちらの ジョン万次郎こと中濱万次郎の知られざる物語です。 その後 万次郎は アメリカに渡り初めて耳にする言葉と異文化の中で生き抜きます。 しかし 世界的に海運や漁業が活発になると万次郎は 土佐の国現在の高知県 土佐清水市の漁村に生まれました。 万次郎たちを助けたジョン・ハウランド号もそんな一隻でした。 万次郎たちも アメリカ人と共に帰国したとなれば…これは 万次郎が まず覚えた英語。
万次郎は ホイットフィールド船長の自宅に居候しアメリカの教育を受ける事になります。 万次郎は ホイットフィールドの援助で徹底的に 英語を学びます。 その教えを守ろうとした万次郎はアメリカでの生活を支えた人物です。 万次郎は 船で初めて出会った時からホイットフィールドに「気高い人となり」を感じ以来 大きな信頼を寄せていました。 ホイットフィールドには この時子供がいなかった事もあり…ホイットフィールドの優しさに支えられながら万次郎は充実した日々を送ります。
各地で 幾度も取り調べられ細部まで聞き取りが行われた万次郎の アメリカ体験。 土佐の漁師万次郎 遭難に始まる数々の 奇跡的な巡り合わせがあったからこそその後の 日本の歴史がつくられたそう 言えるかもしれません。 万次郎と同様に アメリカの船に救助され 渡米したのは浜田彦蔵。 万次郎は ホイットフィールドとの約束を果たすべく授業のかたわら人々に 海外情勢を伝え開国の必要性に気付いてもらおうとします。 知りうる限りの アメリカの情報を話すよう求められた 万次郎。