日本経済を知り尽くしたビジネスマンのヒーロー…世界を舞台に活躍する アジアの企業家たちの成功の秘密に迫る。 スレイヤムは 12年前から始まった開発の最高責任者だった。 スレイヤムは 自らがオーナーとなって5つ星の高級ホテルを建設中だ。 スレイヤムは西アジアの代表として出席した。 この地の利を生かし スレイヤムは徹底したインフラ整備で世界中の企業を誘致してきた。 スレイヤムがゼロから造り上げたこの経済特区。
スレイヤムのプランに真っ先に賛同したのが後に首長となる ムハンマド王子だった。 経済特区発足から4年後の1989年。 スレイヤム会長のキャラクターなしではなかなかできなかったんじゃないかなと思います。 経済特区の状況が好転したのは1991年に勃発した湾岸戦争が きっかけだった。 スレイヤムのもとで 長年経済特区の運営に携わってきた…だからこそ 外国企業が続々と集まってきたのです。 今や この経済特区だけでドバイ全体の GDPの21%を生み出している。
スレイヤムは 経済特区を発足させて14年がたった頃新たな戦略に乗り出した。 それまで 海外からの投資を呼び込む事に専念してきたスレイヤム。 それでも 反発が収まる事はなくついに スレイヤムは アメリカからは撤退する決断を下した。 P&Oの買収によって その名を世界にとどろかせた スレイヤム。 スレイヤムは 大きな発展が見込める最後のフロンティア アフリカに10年以上前から 目をつけていた。 スレイヤムは 今回 ジブチの大統領に新たなインフラ投資を約束したという。