クローズアップ現代「新戦略 “日本式”生活習慣を輸出せよ」

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この番組のまとめ

日本式生活習慣の輸出。 技術を持っていても競争力のある商品を少子高齢化で市場の縮小が国内で予想される中日本の何をどのようにして売り込んでいけば継続的に収益が上がるビジネスを生み出すことができるのか。 生活習慣をより豊かな暮らしに関心を向け始めた中国や東南アジアなど新興国市場に輸出しようという動きが活発になっています。 日々の暮らしに根ざした生活習慣を新興国に根づかせることができればその習慣に関連した商品やサービスが継続的に求められるようになり一過性に終わらない巨大な市場を作り出すことが可能になります。

日本では、健診というのは当たり前ですけれども、それが根づいてない所に持っていったところで、広がれば広がるほど、健診車は売れ、そして画像診断料やコンサル料が入るという、この輸出モデル、すばらしいですね。 これはいわゆる今まで日本が培ってきた、いわばサービスのホスピタリティーと、それからサービスの品質管理、これがちょうど新興国の中間所得層が増えてきた段階で、うまくフィットした、そういう感じがするんですね。

この日、営業担当者はホーチミン郊外の工場に栄養バランスに優れた日本式社食システムを売り込みに訪れました。 栄養のバランスという概念がまだ根づいていないベトナムでは豊かになるにつれ、生活習慣病の増加が問題となっています。 ことし9月ベトナムトップの医科大学に国内初の栄養学部が開設されました。 ベトナムで栄養バランスという概念が根づいていない所に出てって、衛生管理や栄養バランス、そういったことの価値を提供できる社食や給食、食育、れども、実は給食なんかは、極めて重要なサービスインフラなんですね。