NHKスペシャル“認知症800万人”時代「母と息子 3000日の介護記録」

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この番組のまとめ

常に 時代の最先端を記録したドキュメンタリーを作り続けてきました。 今 認知症の人の数は予備軍を含めると 800万人。 これは 昭和19年春そのあとを 私がリュックサックをしょってヨタヨタと ついて行きました。 母の強い意志と体力と知恵で息子たち 私たちは残留孤児になる事なく祖国の土を踏む事ができました。 そのプロジェクトルームにカミさんから電話がかかってきた。 それで 真ん中に何千万円かの小切手があると。 行ったら おふくろが一生懸命 こういう手帳にメモってるんですよ。

で キャッシュディスペンサーだけになっちゃった。 認知症の人は 物忘れとか判断力の低下があるのでいろんな事で不安になったりとか新しい環境の変化に適用できなかったりするんです。 おふくろは 昔の旧朝鮮で育って旧朝鮮の京城大学の看護学校を出て看護師として働いた事があるもんですから「是非 そこへ 今 行ってみたい」と言いだした事があったんですよ。 その時 1回だけ根掘り葉掘り聞いたらそれから ちょうど半年後に小切手事件が起きるんですね。 これは 認知症のサイン?サインでしょうね。

家事一切やって 食卓を囲んで場合によってはこれを使えば当時 既に介護の計画を立てるケアマネジャーに相談する事もできたしヘルパーに 食事を頼んだり介護施設で デイサービスなども利用できたんですね。 ほかにも家まで来てくれる医師や訪問看護師の手も借りる事ができたんですけど相田さん なかなか そこに結び付かなかったんですね。 介護保険を 自分のお母さんと結び付けなかったっていうのがとても不思議な感じですよね。 この時に 市から届いた介護事業者マップです。

ご本人自体もご自分の状態に対してとても自信を失うというのかそういう気持ちがあってそれから 自分の持ってたプライドとかそういうものが失われていくある日裾を踏んで ひっくり返ってそしたら一日のうち 40分だけ体操してあとは ベッドにずっと寝たきりだっていうんでこれは どうなんだろうって。 それでデイサービスのケアマネジャーに相談したらそれは認知症が もっと進みますと。 いかがでしょうか?今 私が 世田谷区の方で認知症初期集中支援チームというのに関わっています。

そんな訳で 結局 夫婦は身二つで 母のうちに同居。 荷物や家財道具は そのまま 今立ち枯れたうちの中に山積み状態であります。 認知症の症状については同居して 何か発見ありました?これはね 完全ぼけ まだらぼけ私の長女がね 大病してものすごく げっそりやせてきたもんですからおふくろ ああいう「やせたね」って言ってるんですよね。 「今日から おねえちゃんがね1週間ぐらいここで 寝泊まりするから」。 「今日は 大丈夫。 「今日は 相当正気だね。 いろいろとね 麻酔医がね回答してる欄がありましてね。

4か月以内って言ったかな?4か月以内に麻酔的な処置をしないとその後遺症は 一生残ると。 だから まずは ペインクリニック学会に登録してるお医者さんを探してそこを受診しなさいって書いてあったの。 だから ご家族が一番負担になる排便のリズムとかそういうのが どうなってるかはケアマネジャーとしてもしっかり そこで介護の方たちもいるのでそこで しっかり排せつができるようなリズムにするとかお薬じゃなくても 食べ物とかの中身で 少し改善をするとか。

だけど全体にね おふくろの排せつがねお医者さんでも問題になった事 ないしケアマネジャーが その事について 何か助言をしてくれた事はないし後に 訪問看護師にお願いしたんですけどもその人たちも その事について何か助言してくれた事はないし排せつの問題は 何もなかったよ。 ひと言で言えばその時の到達点はそこだったんだろうなっていう感じなんですがその到達点っていうのは 社会の到達点もありますけれども専門職の到達点もありますから。

今度 腰が痛いだのあっちが痛いだのって言ったら今度 海賊に電話するわい。 ところが小規模多機能型居宅介護の訪問サービスっていうんですけどこれは 相田さんのお母さんの状態に合わせて朝 見に行って 昼前 見に行って昼後 見に行って夕方 見に行ってってできるんですよ。

まず このお母さんの状態急変と言っちゃ駄目だと思うんですよ。 最初から 脳血管性の認知症だと思うんですよ。 という事は多発性脳梗塞等があってそうすると 徐々に誤嚥性肺炎を起こしてるんです。 あれ 駄目なんですか?先ほどの見てると嚥下反射起きてないんです。

そしたら その主治医が出てきて「いや そういう方もいらっしゃいます」と「お連れになってうちでって人もおりますけどもご忠告申し上げますけどもその時には覚悟がいりますよ」って「えっ どんな覚悟ですか?」「目の前で どんな事が起きても何もしないという覚悟だ」と。 何もしないっていう意味合いが人工呼吸器つけるとかそういう選択は ある訳ですよね。 僕が ケアマネジャーだったらそういうふうにきちっと 相田さんにアドバイスしたと思いますね。 ホントに 運が悪いんですけども武蔵野の訪問医師。