八重の桜(47)「残された時間」

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この番組のまとめ

明治21年1月翌年に控えた憲法発布を前に伊藤博文を中心とした草案作りが大詰めを迎えていた。 「福澤諭吉君と新島襄君」。 まだ お体 悪かとですか?東京での募金集会は難しかろか…。 募金集会?取材で 大隈伯の知己を得ました。 東京専門学校の大隈さん?今は 外務大臣の。 国民共同の事業であるからして本日 お集まりの諸君におかれましては新島君の事業を率先して 援助されたし!先生の弁舌に懸かっとります。 大学設立の目的は一国の精神となり 柱となる人々を育成する事にあります。

財界ん方々は どがんですかな?西欧諸国では富める者が慈善を行うのは…慣例ではあるとですが…。 集まった寄付金は 現在の価値で億を超える額であった。 しかし男たちの会合に 奥方同伴とは新島さんは こげな集まりはお嫌いじゃろうが募金運動のためにはこんぐらいの事は せんばいかん。 おう 聞いたかね?福澤君も 慶應義塾ば大学にすると言うておっと。 先生条約改正交渉は 今 どの辺りに?何か そげな話か。 もう一人は 横井小楠先生。 「国民之友」には数万人の読者がいる。

「吾人が 私立大学を設立せんと欲したるは 一日に非ず」。 でも 耐えられない!ここまで来て 学校が出来るのを見届けられないなんて!こんなところで…こんなところで 死ぬなんて!主は なぜ もう少し時を与えて下さらないのだ!今 やらなければ!もういい!もう やめてくなんしょ!襄の心臓が破れてしまう!大学なんか要らねえ!襄の命が削られるぐらいなら大学なんか出来なくていい!一年でも 一日でも長く生きようと私は 襄を失いたくねえ!同志社は 大事だ。