俺が ブランジェにパン職人になれればもしかしたら ずっと その人のそばにいられるかなって思ってな。 世界一のブランジェも夢じゃない!世界一!? やった~!で 今日は何パンにするの?チョココルネ。 こだま君のお母さんはチョコが大好きだもんな?うん!何て言ってる?何が?だから お前が毎日 持って帰るチョコパン食べてお母さん 何て言ってる?織絵ちゃんはね 「おいしいねおいしいね」って言ってるよ!好きなんだね パン作りが。 立派なブランジェに育て上げるんだろ?まあ そりゃ…。 ブランジェリークレバヤシです。
はい 書いてます!ひたすら 書いてます!もう 傑作ですから!テレビドラマ史上に残る奇跡の作品が今 まさに 産声を…。 パリに暮らしてた頃は毎朝 毎朝 本場のクロワッサンだった。 ソフィアでした。 出てるクロワッサン全部 買ってくれたんだ ソフィアさん。 ソフィアさんって…。 本場 パリのクロワッサンを食べ慣れたソフィアさんも認めてくれた。
あっ もし よかったら今日も デリバリーさせて頂きますけど。 クラス委員?あの子 いつも 自分勝手だしちょっと困らせたくて。 な~に?お前さ 昨日 こだまと一緒に斑目さんとこデリバリー行ってくれたよな?あっ うん。 何か あった?えっ?っていうかお前ら 何か やらかしたか?何で…?うん… 斑目さんが もう デリバリー頼まないっておっしゃってるんだ。 回想他言無用で 願いたい。 あの人 「デリバリーは 便利だ。 もしかして デリバリーの件で何か 失礼を?僕は テレビドラマの脚本を書いているんです。
彼女のマンションは200m以上離れた所にあります。 だけど 部屋のカーテンは大抵 引かれたままになっていて見えるのは 彼女の影だけです。 ですから 僕は彼女がマンションを出はいりする姿を日がな一日張っている事もあります。 おかげで 僕は 彼女が毎日向かうスーパーやコンビニも知っています。 だったらさ 何でのぞくだけで満足してんだよ?見てるだけでいいのかよ?それで 自己完結できんのか?奪い取ってやるくらいの気持ちになるもんだろ!?彼女の200m以内には接近しないと念書を書くしかありませんでした。