- NHK・東京
- すてきにハンドメイド「フェアアイルのハンドウォーマー」
- 2013年11月28日(木)
- 10:15:00 - 10:40:00
- シェットランド諸島の一つ、フェア島の編み物「フェアアイル」の技法を紹介!ニット作家の佐藤ちひろさんが、伝統模様を編み込んだハンドウォーマーの作り方を指南する。
この番組のまとめ
佐藤さん 今日ハンドメイドするのがフェアアイルのハンドウォーマーという事なんですけれどもそもそも フェアアイルってどんなものなんですか?フェアアイルというのは「フェア島」という意味なんですけれどもそこの島から発祥したパターンを使ってこのように多色で編む棒針編みで編むセーターの事を総称してフェア島というのはどの辺りにある島なんですか?フェア島というのはこちらの地図を見て頂くと…。
その佐藤さんの作品を スタジオにお持ち頂いてるんですけれどもこれは私が友達からプレゼントされたムール貝の貝殻をイメージして作った…。 そして佐藤さんの手前にあるものが マフラーでしょうか?これは伝統的な向こうの方が作ったものでここのブルーなどはボニーブルーと言って「きれいな青空の時に見る色だ」と言って彼女 彼らが好んで使う色ですね。
針と針の間は緩みやすいのでしっかりと糸を引き締めてここでも表編みを少しゆっくり裏編みをキュッと引き締めるとまず配色糸を地色に結びます。 ただし 一定しなければならないのでいろいろに変えずに「1個の指は配色」「1個の指は地色」というふうにした方がいいと思います。 次に配色糸が替わります。 配色糸に先ほどと同じ要領で新しい配色糸を結びつけます。 要らなくなった配色糸は切っておきます。 最後の目を これから編み進む針に移して頂いてそのまま最後まで 偶数段なので裏編みをして頂きます。
このフェアアイル・ニッティングの発祥の地であるフェア島ではこうした編み手の伝承というのはされているんですか?「危ういな」と思っていたところが今年の夏ある島に行きましたらば「小学生たちが時間外授業としてフェアアイルのニッティングをやってる」という事を聞きつけまして夏休みなのに集まって頂いてお話を聞かせてもらいました。 「いつか やっぱり自分たちもフェアアイルのセーターを編んでみたい」という気持ちがあるようです。