週刊 ニュース深読み「減反廃止へ どうなる? 日本のお米」

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この番組のまとめ

まずは特定秘密保護法案です。 取り扱う人は?取り扱う人が、もしも情報を妥当性は?と書かれていますけれども、特定秘密の指定の妥当性をチェックする新たな機関の設置について、ないんですか?政府はこの法案で、できるだけ特定秘密の範囲を限定しようというふうに考えているんですね。

ですから、特定秘密をもとに、どのような意思決定をしたのかというのは、考えてみれば、国民生活と無関係とはいえないと思うんです。 参議院で法案は通るという見通しなんでしょうか?来月6日がこの臨時国会会期末ですけれども、与党側は会期内にこの法案、修正をしたままですね、精査する方針で、小笠原諸島の西之島付近での噴火なんですけれども、まだ正式な島になっていないので、名前はついていません。

西之島自体もこのように、波や噴火による堆積物で複雑に地形を変えてきています。 それにしても、どうしてあんな海のど真ん中で突然、ポンと火山が噴火したりするんですか?それは実は日本の付近で沈み込んでいるプレートと関係しているんですね。 だんだんこの辺り、海の中で沈みていくにしたがって、温度と圧力っていうのがどんどん高くなってじゃあ、同じような条件にある所なら、同じようにゴーッと火山が噴火するおそれが、可能性があると、海の中から突然?それは日本の火山の位置とも関係しているんです。

実際、この東北の火山なんかには、巨大地震のあとにごく小さな地震が観測されていて、今も続いているという所もあります。 ただ、ここは1000キロぐらいありまして、ここの巨大地震を起こしたプレートとはかなり離れているということと、それから40年前にも噴火してますけども、このとき巨大地震、起きていませんので、今のところ専門家は、巨大地震との関係はないというふうに考えています。 こちら、会見に臨む男性なんですけれども、生まれてまもなく病院で取り違えられていたことが今週、東京地方裁判所の判決で認められました。

古来、私たち日本人を支え続けてきた大事な大事な主食・お米。 キーワードは…減反廃止。 今さら聞けない減反ってそもそも、一体何?徳永アナウンサーです。 政府さんっていうのは、コメをとにかく、コメ農家を大切に守ろうと戦後、ずっと政策を取り続けてきました。 だってコメは日本人の主食だからです。 もう日本人が飢えることは嫌だ、とにかく戦後は、いっぱい農家の皆さん、お米を作ってくださいね、応援しますから、守りますから、そう言い続けました。 これが減反政策です。

よし、転作奨励金制度というのを設けよう。 やめるはずだったのに、やめられなくなったっていって、どんどん進んでいって、転作や減反のそのお願いする量をどんどん増やしていきます。 記憶に新しいのが2010年、戸別所得補償制度っていう、これ、民主党の看板政策でした、当時。 つまり、どんなに世の中が変わって、赤字になりかけても、その分、必ず税金でケアしますから、どうか減反協力してくださいというのが、ざっくりとした概要です。 これで喝采浴びて、民主党は政権を取ったともいわれていると。

ルール変えるのはいいですが、今までずっと、あなたたち、守るって言ってきたんだから、もっといえば、この飼料米にすれば、今よりも高い補助金をお支払いしますというルールも今回、どっちになるか分かりません。 じゃあ、この今、飼料米に補助金積んでいきましょうというこの政策で、農家の人たちは幸せになるのかどうかっていうことを、まずお聞きしてもいいですか?きょうは農家代表で来ていただいております。

ここの7000億ですけど、こうやってお金をつぎ込んで、今、どういう方向に向かおうとしてるんですか?国は強い農家を作りたいと思ってるのか、それとも飼料米を作れば、なんとかこれまでどおり、農業というものを続けてゆける人たちを、残すことになるじゃないですか。 それで、大規模化して、染谷さんのような強い農家の方はどんどん強くなっていただく。 そうするとそれは大規模農家もたくさん参加するかもしれないけど、兼業農家も参加するじゃない。

で、今までそういうものを下支えするために所得を補填してきた仕組みをやめてしまうわけだから、そうすると、主食用のお米が意外に下がって、小さな農家はもちろん、大規模農家も苦しくなって、全国広範にお米を作れない農家がどんどん出てくる可能性があるわけですよ。 やっぱりね、コメは日本の文化だとか、主食だとかいう、こういうイメージがあるけど、それに基づいて、昔から米価は農民の賃金だということでね、米価維持のための政策を一生懸命やったわけですよ。

そうすると、これやっぱり大規模化して、やらないと、共倒れしますよと。 だからそのために、小さな農家も集まって、やっぱり大規模化しないと、これ、大変なことですよというのが、今の状況なんですよね。 でね、その代わり、個々の農家の方には、作りたいと思えばどんどん作りましょうと、それであなたの力があれば輸出もしましょうと、そういう政策を取ってるので、ミクロの政策とマクロの政策、ちょっと違うんですよね。

庄内こめ工房という専業農家、120人の方がそろった、ものすごい広いでしょ、これ。 普通、コメ農家の方っていうのは、さっきも言ったとおり、そういった栄養価をここの機械にかけると、大体どれぐらいおいしいと感じるかを、百点満点で出してくれる機械があるんですって。 上位に入った農家が、下位になっるさい日本人が口に入れて、これはうまいと太鼓判を押すラインといわれているそうです。

でもその我慢っていうのが、規模拡大すると無理なんですよね。 あれなんだよ、強い農業を作るっていうのは、規模拡大っていうのは、第一歩なんだよね。

そのために生産調整をやめて、大規模化して、コストを4割削減したいというのが、今回の政策の目玉なんだよね。 コンビニエンスストアとか、丼もののチェーンとか。 作る量を削減しますから、抑えますから、みんな農家の人たちはじというと、結局、外食産業は外国のコメ買っちゃったわけですね。 そこにでも国が価格の操作をしちゃうと、やっぱそこに消費者の情報が入ってこなくなっちゃうんですよね、農家に。 だから国の関わりをやめて、それぞれが自分たちの売り先を考えながら、自由にやれると、これが強い農家だっていうことですね。