歴史秘話ヒストリア「よみがえる幻の安土城 最新研究 発掘された信長の謎」

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この番組のまとめ

混乱の中安土城本丸は 炎上します。 これに合う天主とは 一体どんなものなのでしょうか?安土城 最初の謎です。 ここに 安土城天主についての重要な記述があります。 安土城天主の復元案を作ってきました。 三浦さんは同時代に建てられた古い城に安土城天主の姿を読み解くヒントがあると 考えています。 安土城の いびつな八角形の天主台を埋める事も可能になるはずです。 三浦さんの研究室ではこの考えに基づいて安土城天主の コンピューターグラフィックスを作成しました。

安土城天主の 巨大な石垣。 安土城 建設当時石垣があったのは山の斜面に築かれたお寺くらいのもの。 一体 どのようにしてこんなに高い石垣を積んだのか?実験を指揮するのは…全国で 城の修復を監修してきた石垣の専門家です。 信長が石垣を築いたのは安土城が最初ではありません。 3m程度の石垣を積んだ一つの工程が終わると地盤を かさ上げして作業面を高くします。 江戸時代になると 城の石垣は四角く加工して大きさをそろえた 石を隙間なく積み上げるようになりました。

千田さんによれば 謎を解くヒントは「信長公記」に記された一節。 「信長公記」の書きぶりから考えますと信長自身は暖かい所にいて野外の白州で 見学の順番待ちをしている人たちが 寒いのを心配しているという書き方ですよね。 ですから これは 信長自身はどこか建物の中にいて待っている人々の前に姿を現したというそういうふうに解釈するのがいいんじゃないかなと思います。 更に 「信長公記」にはおびただしい数の見学者がいた事が記されています。