今シーズン 「４，０００本安打」という金字塔を打ち立てた イチロー。 結局 でも リラックスしてインタビューできないね。 インタビューは マンハッタンにあるイチローの自宅で行われた。 こっち この後ろの景色によって自分が何か変わるという事はないですけど結局 自分の状態によって心理によって今年イチローはかつてない苦しいシーズンを送った。 シーズン終盤の８月に達成した日米通算４，０００本安打。 １人目は 打率４割を３度記録した伝説のバッター…ローズが打ち立てた ４，２５６安打は今も世界記録だ。
その類いまれな バッティング技術をメジャーリーグのライバルたちが熱く語った。 ２，７２４安打を放ち野球殿堂入りも果たした…この年 アロマーは本当にイチローのバットを持って打席に立った。 ヒットを量産し イチローと激しい首位打者争いを繰り広げた。 ２人目は メジャーを代表するピッチャーの一人…抜群のコントロールを武器に完全試合も達成している。 結局この試合 全打席イチローにヒットを打たれた バーリー。 メジャー屈指の名将…マリナーズと対戦の多いロサンゼルス・エンジェルスを率いて １４年。
「プロフェッショナル」が イチローの密着取材を始めたのは 今から６年前。 当時 遠征先のニューヨークでつかの間の休日を過ごしていた イチロー。 そして ひとたび球場に入ると全身に緊張感を漂わせイチローはかつて その理由をこう語っていた。 イチローの姿勢に 昨年移籍したヤンキースのチームスタッフも驚いたという。 それは 精密な準備を重んじるイチローにとって大きな試練だった。