ドラマ10 真夜中のパン屋さん(7)「おだやかなクレーマー」

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この番組のまとめ

真夜中に 行列の出来るパン屋さんか。 ただいま メロンパンとクロワッサンが焼きたてでございます。 新幹線シリーズの 一番大きなのだって買ってくれるって!こだま 誕生日 9月だよね?そうだよ?クレさん パン・ド・ミ 焼けた。 織絵ちゃん!こだまスペシャル!行こう! 早く行こう!お先~!それじゃ 失礼します。 行ってきま~す!ほう… 誕生日でもなければ何かの記念日でもなさそうだった。 何が?こういう妄想は脚本家を なりわいとしてる者のあしき職業病だ。

それが美和子さんの強い希望だった。 ねえねえ あの殿方が持ってるのブランジェリークレバヤシの袋じゃない?うん 最近 どんどん人気 出てきてるからな。 あれですか?お宅さんも やっぱりブランジェリークレバヤシのパンのファンでいらっしゃる!あなたは いいからね。 あの 脚本家の 斑目さんですか?ですが。 美和子の思い描いてるとおりの店にしてやる事だったんだ。 扱うパン 店の雰囲気 全て美和子のプランの実現が俺の役目だって。 おかげで ここは 美和子のイメージどおりになったと思う。

もしかしたら 美和子はそういう人たちにそっと 差しかけてあげれる真夜中の傘みたいな場所を作りたかったんじゃないか…。 真夜中の傘…?もともと美和子は そういうやつだったし。 それも 美和子の残した思いだ。 暮林さんってさ 亡くなった美和子さんの遺志を継ぐためにただ それだけのために生きてるの?そんなんじゃ暮林さん 自分が ないじゃん。 大体 私が 美和子さんの義理の妹だっていう話私 本当はうちの母親の うそだと思ってる。 美和子さんは そのつもりだった。