岡山市にあるＪＲ西日本の新幹線車両所に来ています。 今回の訓練は山陽新幹線の脱線事故を想定した復旧訓練です。 実際 新幹線は一度も乗客の死亡事故を出した事がないくらい非常に安全なんですが２００４年 平成１６年の中越沖地震では上越新幹線が脱線して運転再開までに２か月以上かかったという事があったんですね。 こうした事態に備えてＪＲ西日本では大地震が起こった想定での早期復旧訓練というのを２００７年 平成１９年から毎年 行っています。 脱線した新幹線の救出作戦。
これが完全に全部締まったあとに ジャッキアップ。 ジャッキアップでは 故障した車輪をレールから４０ミリ 持ち上げる。 作業員がいなくなって いよいよジャッキアップという事になります。 え～！ こわ！電気班のミッションは 新幹線に電気を送る トロリ線という電線の復旧。 見事に ジャッキアップ成功です。 ２０代の若手９人見事に ジャッキアップを決めました！７つのうちの３つの作業が終了。 訓練は中盤戦を迎える幅や高さなど４つのポイントで チェックを行う糸張りというものなんですよね。
危険な高所作業に従事しなければいけないのが電気班なんですね。 ゆがみが見つかったら低くなっている部分を「タイタンパー」と言われるものですがその機械で押し固めていくと石と枕木の間に石が潜り込んでいくと。 故障車を救援するのは７００系新幹線。 強すぎると 連結器を破損しちゃうなんていうような事なので神経を集中させてやる運転である事は間違いないですね。 さあ ここから併結のクライマックスを迎えます。 併結作業を行います。