日本の深海は世界的にも例のない深海ザメの宝庫だというのです。 ダイオウイカに続く深海の巨大生物 第2弾。 今日は 深海ザメにあふれる謎の海底大峡谷に分け入ります。 通常の数百倍もの感度を持つ超高感度深海カメラで撮影します。 深海の王者とも呼ばれるカグラザメの中でも最大級の大きさです。 富士山の麓の海底大峡谷には世界的にも貴重な 深海ザメたちの王国があるというのです。 こちらは船上から リモコン操作できる…警戒心の強い深海ザメを間近で狙います。
これらの深海ザメはいずれも…この1億年の間に地球の表面では劇的な環境変化が繰り返されてきました。 今回の調査でサメたちが巧みな適応を遂げ深海の過酷な環境を克服してきた姿が見えてきました。 こりゃ メガマウスだ」と巨大な口を持つこの奇妙な生き物発見のニュースは瞬く間に世界に広まりました。 メガマウスは これまで世界中で僅か 50例ほどしかとりわけ 富士山の麓に広がるあの深海ザメ王国の海域に集中しているのです。 潜水艇を使った 今回の調査は幻のサメ メガマウスの生きた姿に迫るチャンスです。
深度200mから1,000mにかけての深い海は田中さんは ある生き物がメガマウスを見つける鍵だと考えています。 駿河湾で発見された メガマウスを解剖した時の事でした。 メガマウスを見つけるにはサクラエビを追え。 メガマウスは あの大きな口でサクラエビの群れを狙うはずです。 サクラエビの動きからメガマウスの暮らしを推測してみます。 メガマウスを狙い続けました。 メガマウスらしき魚が見つかったとの情報が定置網の漁師から届いたのです。 オキアミは サクラエビと同じように海を上下に移動する習性を持っています。