木曜時代劇 鼠(ねずみ)、江戸を疾(はし)る1 ―新―全9回「鼠小僧、参上」

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この番組のまとめ

ご存じ鼠小僧が生きていた時代は浮世絵の黄金期といわれる江戸の町人文化が花開いた時代である。 何が 鼠小僧だ!うちのような貧乏人見過ごしやがって!バカ 言え! 鼠小僧が…仮に そんな者がいたとしてもだ一度だって 願いを聞き入れてもらえた事はねえや!あ~ 寒い! だから冬場は 働きたくねえんだよな…。

旦那は 昨夜 どちらに?私が遊んでいたとでも思うのか?いえいえ いえいえ!昨夜は 辻斬りがあったんだ。 辻斬りとは卑劣な!私が相手だ! は~っ!大丈夫?ありがとうございます。 どうしたの?この中に 大事な茶碗が…。 なんと!私は 無事に済みましたがお借りした大事な茶碗を落としてしまったのです。 なら せめて お住まいだけでも!…って事は?そこに通りかかった誰かを相手構わず 斬り捨てる辻斬りとは違う。 そんな大事な茶碗よく借りられましたね。 これが 割れた茶碗かしら?どうしたの? 次郎吉さん。

これは 新田藩主のお家に代々伝わる名器天目茶碗だ。 どういう事だ?あの茶碗を割ったのはあの町人じゃありませんぜ。 ハハハハハハハハ! こしゃくな小娘!覚悟!宗庵!若君に取り入って家督を継いだ折には側近にでもしてもらおうって寸法か。 何!?あの茶碗を割ったの 若君だろ?それで 泣きつかれたか?お国元の殿が 江戸に戻るまでになんとかしろとでも?そこで あんたは考えた。 その茶碗を あんたの一存で人に貸したとなれば弥兵衛さんに 茶会を開くよう勧めたのも あんただってな。