木曜時代劇 鼠(ねずみ)、江戸を疾(はし)る(1)「鼠小僧、参上」

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この番組のまとめ

ご存じ鼠小僧が生きていた時代は浮世絵の黄金期といわれる江戸の町人文化が花開いた時代である。 何が 鼠小僧だ!うちのような貧乏人見過ごしやがって!バカ 言え! 鼠小僧が…仮に そんな者がいたとしてもだ博打の借金を返してくれるもんかい!そうなりゃ俺だって 心を入れ替えるさ!でもなそんな者は いやしねえんだ!神様と同じよ!一度だって 願いを聞き入れてもらえた事はねえや!あ~ 寒い! だから冬場は 働きたくねえんだよな…。

旦那は 昨夜 どちらに?お前に鼠を任せたからじゃないか!また 辻斬りですか?ああ。 えっ? 小袖殿は なぜ 剣術を?辻斬りとは卑劣な!私が相手だ! は~っ!お役人だ! お役人が来たぞ!お頼み申します…。 なんと!私は 無事に済みましたがお借りした大事な茶碗を落としてしまったのです。 …って事は?そこに通りかかった誰かを相手構わず 斬り捨てる辻斬りとは違う。 だけど これは 随分 高価な茶碗だったんじゃないのかい?次郎吉が来たと伝えてくれ。

ハハハハハハハハ! こしゃくな小娘!何!?あの茶碗を割ったの 若君だろ?それで 泣きつかれたか?弥兵衛さんに 茶会を開くよう勧めたのも あんただってな。 それで 町は 朝から大騒ぎよ!宗庵 こんな刻限に呼び出して何とする?若君… 実は逐電致すのか!?逃げるのではありません。