NHKアーカイブス シリーズ・冬季五輪 第1回「荒川静香 金メダルへの道」

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この番組のまとめ

世界の頂点に立つまでの苦難の道のりを取材したドキュメンタリーをご覧頂きますトリノオリンピックで 集大成となる演技をしたいと考えていた荒川さん。 オリンピック金メダルへの道を荒川静香さんに伺いますそして もう一人 フィギュアスケートの実況中継を長年担当してきた刈屋富士雄解説委員です。

荒川選手には難易度の高いジャンプは ありません。 荒川選手今シーズン初めての試合です。 確実に2回転以上するため数字を ゆっくり 3つ数えながら滑る事をタラソワコーチは 指示しました。 当時の荒川選手の資料が残っていました。 荒川選手は シリーズ第3戦となる中国での大会に 参加しました。 タラソワコーチの故郷 モスクワのインターネットカフェーに荒川選手の姿がありました。 タラソワコーチは スピン前半に入れていたチェンジエッジを後半にも行う事を提案しました。

無理な体勢というか…得意とする足を上げて回ったりするものを省いてまで不格好なチェンジエッジを入れる必要はないと 私は思うので…。 公式練習に臨む 荒川選手です。 荒川選手を見つめる技術判定員です。 これはジャンプ以外のレベル4の得点より大幅に高く決められています。 ジャンプに大技のない 荒川選手。 若い才能に敗れた荒川選手。 ロシアの イリーナ・スルツカヤ選手。 優勝候補として臨んだ4年前のソルトレークシティーオリンピック。 支えは スルツカヤ選手の活躍です。 ロシアのスルツカヤ選手です。

これまで 少し オリンピックからは頭が遠のいていた部分があってあまり オリンピックにこだわりが なかったんですね。 なんですけれどもこのオリンピックを過ごしてきて試合だけではなくて選手村だったり大会運営の雰囲気全てを味わいたいなというのがあって入ってきたのでそういうのを感じられるほど余裕を持ててたのかなというふうに今は思いますね。

そういう意味では消極的保守的な気持ちの中のオリンピックの中で果敢にも 得点には結び付かないイナバウアーを演じられました。 私 それまで どちらかと言うと芸術性には乏しいといわれてきた類いの選手で私が勝負するとしたら技術的な事ジャンプだったりスケーティングであったりそういう事の技術は伸ばせるけどなかなか 感性の面って磨こうとしても欧米の人には かなわないってすごく思っている部分があってそこが自信がない部分だったので芸術性で勝負をしようとは思わなかったんですね。